新型CPUの導入に伴い、インタフェースにも進化が見られる。主要な端子は背面に並んでおり、右側面にはmini HDMI端子、左側面にはSIMカードスロットがあるだけだ。
背面にはUSB Power Deliveryに対応するUSB4(USB Type-C)端子が2基、そしてUSB 3.0 Type-A端子、3.5mmのヘッドフォン端子が用意されている。USB4端子は4K映像の出力はもちろん、外付けGPUボックスにも対応しているので、別途追加することで内蔵のIris Xe Grahpicsでプレイできないゲームも遊べるようになる。
これだけボディーが小さいと、気になるのは熱対策だ。前モデルからTiger Lakeの搭載を見越していたこともあり、本モデルでも十分に対応できるという。確かにその効果はあるようで、ゲームをしている最中など、負荷がかかる時には、背面の排気口から勢いよく熱風が吹き出る形だが、キーボード部分は若干熱を帯びる程度で済むし、オプションの専用コントローラーを使えば、熱は全く気にならない。
OneGx1 Proには、前モデルと同様に専用コントローラーが別売で用意されている。Nintendo Switchのように、左右の両側面にはめ込んで取り付けることができ、それを持ち手としてゲームをプレイできる。
PCとはBluetoothで接続されており、専用コントロ−ラーの「^」ボタンを押すと本体とつながって利用可能になる。接続する際には両方のコントローラーにあるボタンを押す必要があるが、右、左と順番に押していけばスッとつながるのでストレスはない。
専用コントローラーにはバッテリーが内蔵されており、コントローラー底面にあるゴムを開けて、USB Type-Cポートにケーブルを接続して充電する仕組みだ。電池の持ちは短いということはなく、テスト中に充電が必要になるということはなかった。
なお、専用コントローラーは税別4000円だが、原稿執筆時は直販サイトで購入するとキャンペーンで無料となっていた。専用のキャリングケースも購入特典として付属するので、チェックするといいだろう。
続いて、ベンチマークテストを行った。
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