Thermaltake(サーマルテイク)から、電源チェッカー「Dr. Power」シリーズの新作が13年ぶりに登場した。ニッチなアイテムながらも、早速好調に売れているという。
13年は、電源ユニットの仕様を変えるのに十分な時間だ。
先週の新製品で異彩を放っていたのは、先述したDr. Powerシリーズの新作「Dr. Power III」だ。実売価格は7500円弱となる。
Dr. Power IIIは、2011年9月に登場した先代「Dr. Power II」の後継製品で、ATX電源の出力状況をチェックできる。新モデルでは「ATX 3.1」に対応し、最新の「12VHPWR」コネクタの出力状況もリアルタイムで診断できる。ボタンを押してテスト結果を表示する「手動モード」と、自動でテストしてくれる「オートランモード」を備えており、使用環境に合わせたチェックが可能だ。
オリオスペックでは、週末までに初回入荷分が売り切れたという。他店でも販売開始から問い合わせがあり、アキバ全体で好調に売れている様子だ。
あるショップは「先代(Dr. Power II)も、販売終了してから『探しているんだ』というお客さまが何人もいたくらい、一定のニーズがありました。(最近は)電源ユニットの環境が大きく変わったことで、新バージョンを待っていた人は結構いると思います。ニッチなジャンルながら、久しぶりの新作ですしね」と話していた。
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