2024年は辰年!初詣は、龍にまつわるおみくじを引いて、新しい一年にはずみをつけませんか?近年は、家に飾ることもできるかわいらしいおみくじから、お守りとして持ち歩けるもの、思わずクスっと笑ってしまいそうなユニークなものまでさまざまなおみくじがあります。そこで今回は龍をモチーフにした個性的なおみくじが引ける神社を紹介します。
※この記事は2023年12月18日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
龍宮神社【北海道・小樽市】
金龍守り・銀龍守り
北海道小樽市内の中心部から程近く、海を望む高台に位置する「龍宮神社」。海の神様などが祀られているこちらの神社には、かわいらしい金と銀の龍のお守りの中におみくじが入った「金龍守り」と「銀龍守り」があります。おみくじを引いた後、お守りは玄関に置くのがおすすめ。龍脈(地中を流れる大地の気の流れ)を呼び込み、運気が上昇し、その家が永きに渡って繁栄するといわれています。
境内では、社殿に掲げられた「龍宮神社」の神額を守るように配されている木彫りの登り龍や、社殿内に鎮座する龍神像などが拝観できます。龍神像は、現在では材料すら手に入らないほど貴重な1本の巨木から彫られたもので、荘厳で神々しく、とても迫力があるので必見です。
龍が描かれた2024年正月限定御朱印も登場するので、こちらも注目してみてください。
<おみくじデータ>
金龍守り・銀龍守り
[初穂料]各500円
[授与時間]8時30分~17時
[TEL]0134-22-4268
[住所]北海道小樽市稲穂3-22-11
[参拝時間]5時~20時
[定休日]なし
[アクセス]【電車】JR小樽駅より徒歩5分【車】札幌自動車道小樽ICより10分
[駐車場]20台(無料)
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秩父今宮神社【埼玉県・秩父市】
龍みくじ
埼玉県秩父市の「秩父今宮神社」は、八大龍王神などを祀り「八大龍王宮」とも呼ばれる古社。こちらではキュートな龍のマスコットの中におみくじが入った「龍みくじ」があります。おみくじを引いた後は、願い事を書いて御神前に奉納する人も多く、たくさんの龍がずらっと並ぶ光景は圧巻です。もちろん持ち帰ることもできます。
境内のほぼ中央にそびえる「龍神木」は、祀られている龍神の住み処なのだそう。そのほかにも観音菩薩が龍神に乗り、人々を救いに来る姿をあらわした「龍上観音」など、龍にまつわるものがたくさんあるので、探してみてください。
<おみくじデータ>
龍みくじ
[初穂料]500円
[授与時間]9時~16時30分
[TEL]0494-22-3386
[住所]埼玉県秩父市中町16-10
[参拝時間]9時~16時30分
[定休日]なし
[アクセス]【電車】秩父鉄道御花畑駅より徒歩6分【車】関越自動車道花園ICより45分
[駐車場]10台(無料)
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赤坂氷川神社【東京都・港区】
はりこ干支みくじ
東京都港区赤坂という都心に位置しながら、静寂と緑に包まれた空間が広がる「赤坂氷川神社」。951年に創祀された歴史ある神社では、職人が一つひとつ丁寧に手作りした「はりこ干支みくじ」に出会えます。その年の干支だけでなく、十二支が揃ったかわいらしい張り子のおみくじです。
徳川吉宗が建立した社殿は、震災や戦火を奇跡的に免れ、当時の姿を現代に伝える貴重な建築物です。江戸の年号が刻まれた鳥居、狛犬、灯籠なども現存しています。
<おみくじデータ>
はりこ干支みくじ
[初穂料]500円
[授与時間]9時~17時
[TEL]03-3583-1935
[住所]東京都港区赤坂6-10-12
[参拝時間]6時~17時30分
[定休日]なし
[アクセス]【電車】東京メトロ赤坂駅、東京メトロ・都営地下鉄六本木駅より10分【車】首都高飯倉出口より4分
[駐車場]9台(無料)※初詣期間は使用中止
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龍土神明宮 天祖神社【東京都・港区】
龍神おみくじ
1384年に創建された、東京都港区六本木の「龍土神明宮 天祖神社」。“品川沖から毎夜この地に龍が灯明を献じた”という故事が伝えられている神社です。
毎年元日から数量限定で登場するのが「龍神おみくじ」。龍神を模した置物の中におみくじが入っています。例年三が日のうちになくなってしまうそうなので、手に入れたい人は早めに訪れましょう。
社殿に向かって左横にある「心願成就の龍灯篭」は、龍が灯したという灯篭を模して製作され、側面には天に登る龍が彫られています。純粋無垢な思いで灯篭内部の宝珠を触れながら願いを唱えると叶うと言われているそうですよ。手水舎は龍の口から水が出ているほか、天井にも龍の絵が描かれています。参拝前、心身を清める際に注目してみてください。
<おみくじデータ>
龍神おみくじ
[初穂料]500円
[授与時間]9時~17時
[TEL]03-3408-5898
[住所]東京都港区六本木7-7-7
[参拝時間]参拝自由(授与所は9時~17時)
[定休日]なし
[アクセス]【電車】都営地下鉄六本木駅より徒歩3分【車】首都高飯倉出口より6分
[駐車場]3台(無料)
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田無神社【東京都・西東京市】
新五龍神みくじ・復刻五龍神根付みくじ
東京都西東京市にある「田無神社」。五行思想に基づき、本殿には級津彦命(しなつひこのみこと)・級戸辺命(しなとべのみこと)として金龍が、境内各所には黒龍、白龍、赤龍、青龍が祀られ、五龍神として信仰されています。
龍をかたどった、かわいらしいおみくじも豊富です。京焼きの龍型陶器内におみくじが入った「新五龍神みくじ」や、おみくじと根付けお守りがセットになった「復刻五龍神根付みくじ」は、それぞれ好きな色の龍神を選べます。
江戸の名工・嶋村俊表が手がけた本殿は東京都の有形文化財に指定され、龍の彫刻がたくさん施されています。頭と龍玉を撫でると昇運を授かると言われている「撫龍」など、境内には龍にまつわるものが数多くあるので、いろいろ探して回るのも楽しそうですね。
<おみくじデータ>
新五龍神みくじ・復刻五龍神根付みくじ
[初穂料]500円
[授与時間]9時~17時
[TEL]042-461-4442
[住所]東京都西東京市田無町3-7-4
[参拝時間]参拝自由
[定休日]なし
[アクセス]【電車】西武鉄道田無駅より徒歩6分【車】首都高高井戸ICより35分
[駐車場]40台(無料)
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高龍神社【新潟県・長岡市】
御みくじ
新潟県長岡市の蓬平地区に厳かに建つ「高龍神社」。今から約630年前に楠正成公御子の家臣・高野木民部永張が蒲原に向かう山中で道に迷い、戦で負った傷の痛みで苦しんでいるところに現れた龍神に助けられたという言い伝えがあります。この話を聞いた地元住民が龍神を祀るために小祠を建てたのが始まりで、白蛇が龍神の使いと言われています。
「御みくじ」は箱を振って棒を出すおみくじですが、注目すべきはそのデザイン。ありがたいメッセージの両脇には龍神が2柱飛んでいます。
商売繁盛の御利益があると言われており、県外からも多くの人が訪れます。社殿前に鎮座する「龍神塔」にも注目してみてください。
<おみくじデータ>
御みくじ
[初穂料]200円
[授与時間]8時~16時30分
[TEL]090-7261-3940(総代携帯)
[住所]新潟県長岡市蓬平町1590
[参拝時間]参拝自由
[定休日]なし
[アクセス]【車】関越自動車道長岡南越路スマートICより20分
[駐車場]100台(無料)
※神社名の一部が環境依存文字のため常用漢字で表記しています
金櫻神社【山梨県・甲府市】
龍みくじ
山梨県甲府市の名勝・昇仙峡を上がった所に鎮座する「金櫻神社」。約2000年前、金峰山山頂に御祭神である少彦名命(すくなひこなのみこと)が祀られたのが起源で、「金櫻神社」は里宮にあたります。
こちらでは黄金の龍の根付がついた「龍みくじ」を引くことができます。お守りのように常に身につけられるのが嬉しいですね。
参拝の際はご本殿の“昇龍・降龍”を探してみてください。水晶を抱き、柱に巻き付く龍の彫刻は見応えがあります。境内にある、夜半に龍が水を飲みに来るとされる井戸「龍神の井戸」も注目です。
<おみくじデータ>
龍みくじ
[初穂料]300円
[授与時間]9時~17時
[TEL]055-287-2011
[住所]山梨県甲府市御岳町2347
[参拝時間]24時間
[定休日]なし
[アクセス]【車】中央自動車道双葉スマートICより30分
[駐車場]100台(無料)
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賀茂別雷神社(上賀茂神社) 【京都府・京都市】
水みくじ 龍のお告げ
京都府京都市の「賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)」は、約23万坪の境内全域が、ユネスコ世界遺産に登録されています。御祭神が最初に降臨したと伝わる「神山(こうやま)」をかたどった一対の「立砂(たてずな)」や、国宝指定の「本殿」「権殿」など、広大な敷地には見どころが満載です。
こちらで出会えるのは、龍が描かれたユニークな水みくじです。口を大きく開けた龍を水につけると、関西弁でひとこと、お告げが浮かび上がります。
境内には摂末社が24社あり、その中の一つ「新宮神社」は水を司る龍神が祀られています。龍の切り絵の装飾が登場する開放日(第2・第4日曜)を狙って参拝するのもおすすめですよ。
<おみくじデータ>
水みくじ 龍のお告げ
[初穂料]200円
[授与時間]5時30分~17時
[TEL]075-781-0011
[住所]京都府京都市北区上賀茂本山339
[参拝時間]5時30分~17時(二の鳥居内)
[定休日]なし
[アクセス]【電車】京都市営地下鉄北大路駅より京都市営バスで10分※上賀茂神社前下車徒歩すぐ【車】名神高速京都東ICより40分
[駐車場]170台(30分100円、繁忙日は1回1000円)
「賀茂別雷神社(上賀茂神社)」の詳細はこちら
丹生川上神社上社 【奈良県・川上村】
おみくじ(幸運のお守り「龍神の玉」)
奈良県吉野郡川上村にある「丹生川上神社上社(にうかわかみじんじゃかみしゃ)」。周囲は山々に囲まれ、標高が高いことから“天空の社”と呼ばれています。御祭神の高龗大神(たかおかみのおおかみ)は水や雨をつかさどる龍神です。
おみくじは、一見普通のおみくじですが、知る人ぞ知る驚きのサービスがあります。なんと「凶」を引いた場合にのみ、「龍神の玉」というお守りがもらえるのだとか。沈んだ気持ちは、おみくじと共に境内に結び、代わりに幸運のお守りを持ち帰れるので、凶を引いたら忘れずに社務所を訪ねましょう。貴重なお守りのおかげで、幸せが訪れたという人が実際にいるそうですよ。
<おみくじデータ>
おみくじ
[初穂料]100円
[授与時間]9時~16時30分
[TEL]0746-52-0733
[住所]奈良県吉野郡川上村大字迫869-1
[参拝時間]8時~17時
[定休日]なし
[アクセス]【車】名阪国道針ICより1時間
[駐車場]30台(無料)
「丹生川上神社上社」の詳細はこちら
志賀海神社【福岡県・福岡市】
龍頭みくじ
福岡県福岡市の志賀島で、島を見守るように鎮座している「志賀海神社」。古くから“海神の総本社”や“龍の都”と称えられ、海上交通の要地である博多湾の総鎮守として信仰されてきました。禊祓(みそぎはら)いの神様が祀られており、石段の登り口や拝殿の前に「御潮井(おしおい)」と呼ばれる砂が置かれ、参拝前に左右の肩に振って身を清める珍しい体験ができることでよく知られています。
「志賀海神社」には独特の神事が多く、龍頭(お面)を両手にかざし、空に昇る龍神を表現した「龍の舞」が奉納される御神幸祭もその一つ。龍頭は災いを祓って幸福をもたらすと言われています。「龍頭みくじ」は、神事で使われる龍頭をかわいらしくかたどった、志賀海神社ならではのものです。
<おみくじデータ>
龍頭みくじ
[初穂料]500円
[授与時間]9時~17時
[TEL]092-603-6501
[住所]福岡県福岡市東区志賀島877
[参拝時間]5時30分~17時30分※11月~2月は6時~17時30分
[定休日]なし
[アクセス]【車】福岡都市高速アイランドシティ出口より20分
[駐車場]50台(無料)
「志賀海神社」の詳細はこちら
まとめ
辰年にちなみ、龍をモチーフとしたかわいらしいおみくじやユニークなおみくじが引ける神社を紹介しました。龍の彫刻などがある神社も多いので、おみくじ以外も注目してみると、より楽しめますよ。ぜひお出かけの参考にしてみてください。
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晴山 ゆう子
2人の男児を子育て中のママライター。自分で作る料理はずぼら&ヘルシーに、外食はとことん楽しむ!がモットー。薬剤師でもある。最近の楽しみは小さな庭での家庭菜園。