18年ぶりに張り替えられた人工芝の上でラグビー体験を楽しむ子どもら=神戸市東灘区御影浜町、コベルコスポーツパーク
18年ぶりに張り替えられた人工芝の上でラグビー体験を楽しむ子どもら=神戸市東灘区御影浜町、コベルコスポーツパーク

 神戸製鋼所(神戸市中央区)は11日、神戸市東灘区に所有するスポーツ施設内のグラウンドの人工芝を張り替え、関係者にお披露目した。施設名を「灘浜スポーツゾーン」から「KOBELCO(コベルコ)スポーツパーク」に変更。地元の小学生向けにラグビー教室も開かれた。

 施設には、ラグビー・リーグワン1部のコベルコ神戸スティーラーズ専用の天然芝グラウンドやクラブハウスがあり、一般に人工グラウンドやテニスコートを開放している。人工芝グラウンドは2005年、同社の創業100周年記念事業の一環で整備された。

 張り替えた人工芝は住友ゴム工業(神戸市中央区)製のスポーツ用で、しなやかで柔らかく、耐久性も高いという。お披露目の式典では中森慶太郎執行役員が「地域住民のみなさんに気持ち良く利用してもらいたい」とあいさつした。

 ラグビー教室には、同市立なぎさ小(同市中央区)と灘の浜小(同市灘区)の児童約150人が招待され、ふかふかの芝生を駆け回った。(石川 翠)