「平等院蓮(びょうどういんばす)」平等院(京都府宇治市)
花びらが透けるほど薄く大輪の花を咲かせる「平等院蓮」。1999年に鳳凰堂前の阿字池発掘調査で江戸時代後期(約200年前)の地層から出土した種を発芽させ、2001年以降毎年花を咲かせている。つぼみの状態は先端がわずかに紅色だが、開花すると純白に変わる。鳳凰堂の本尊・阿弥陀如来坐(ざ)像の背後に描かれた「仏後壁」(国宝、平安時代)にも、先端に朱をさした花びらが見られる。時間は午前8時半~午後5時半(受付は午後5時15分)。拝観料700円。
(写真は2022年)
- 開催日時
- 2024年6月下旬~7月下旬頃