Android用:Android用のGoogleマップはいつでも便利でした。しかしこの度、さらなる進化を遂げ、3D地図表示、コンパスモード、オフラインキャッシングが追加。この充実ぶり、無敵かもしれません。

 今回の更新により、地図が3Dで表示されるようになり、建物などがわかりやすくなっています。さらにコンパス機能を利用すれば、デバイスが向く方向へカーソルを固定して、地図を自動的に回転させられます。3D表示は決してリアルではありませんが、地図を正確に認識するには十分です。表示速度も向上していて、移動やズームなどの操作がより快適に行えるようになっています。

新機能の中で最も素晴らしいのは、オフラインキャッシングかもしれません。これにより、オフラインでもナビゲーションが利用できます。頻繁に行く場所の地図データなら、かなり広範囲でのキャッシュが可能です。デフォルトではWi-Fi利用時しかキャッシュできませんが、メニューボタンで表示される「キャッシュ設定」から、3Gでも有効にできます。

Googleマップ 5.0は、Android用の無料ダウンロードツールです。Android 1.6でも利用できますが、3D表示やオフラインキャッシングを含む多くの機能は、Android 2.0以上の対応となっています。

The Next Generation of Mobile Maps [Google Lat Long Blog]

Whitson Gordon (原文/訳:松井亮太)