これまでもWebページに書き込みをしたり、保存したりするためのツールはいくつも紹介してきましたが、Scrible」は書き込みをしたWebページを、分かりやすい色付きのデータでWordのドキュメントファイルに書き出してくれるという、かなり優れもののツールです。

 他のWebページ書き込みツールと同様、ScribleもWebページの一部をハイライトにしたり、注釈を追加したり、他の人と情報を共有したりすることもできます。さらに、以下の機能が、Scribleをリサーチ用のツールとして際立たせています。

  • ハイライトや注釈の色は、32色の中から選ぶことができます(一目でどのカテゴリーかすぐに分かります)。
  • トピック毎に注釈を管理するために、自分だけの説明文を作ることができます。
  • 注釈付きのコンテンツを、RTFや他のドキュメントに書き出すことができます。
  • リサーチした情報をオンラインで管理する場合は、タグ付けやコラム分けするなどして保存することもできます。


また、すべてのブラウザでブックマークレットとしても機能し、無料の基本プランでは、125MBの容量がもらえます。Scribleは、今のところまだベータ版ですが、開発者はさらに機能を追加する予定のようで、それが正式リリースを遅らせているとの噂も...。

Scribleには「Diigo」とほとんど同じような機能がありますので、代わりとして使うこともできると思います。自分の本に書き込むように、Webページでも同じように書き込みたい人は、ぜひお試しあれ。

Scrible | via Scobleizer

Melanie Pinola(原文/訳:的野裕子)