「ああ、なんてことだ! なんでバックアップしておかなかったんだ...」
大事なデータを失ってはじめて、バックアップをとっておかなかったことを後悔するものです。Windows/Macともに、バックアップの設定はとっても簡単なので、以下を参考に是非やっておきましょう。
うっかりミスでファイルを消してしまうこともありますし、ハードディスクの故障でデータが丸ごと消えてしまうこともあります。バックアップは定期的に実行しましょう。Windows/Macともに、素晴らしいバックアップツールが標準でついているので、ほんの数ステップで設定できます。
■Windowsのバックアップ設定
- バックアップ用の外付けハードディスクを用意します。USBで外部接続できるものにしましょう。電気店で購入可能です。できれば、PCのハードディスクの2倍以上の容量のものを買うと良いです。そうすることで2重にバックアップができ、将来データが増えたときにも対応できます。
- ハードディスクをPCに接続すると、「バックアップ用に使用しますか?」といったメッセージが表示されるので、「はい」をクリックします。メッセージが表示されないときは、「スタートメニュー」の「プログラムとファイルの検索」で「バックアップ」と入力します。表示されるメニューから「バックアップと復元センター」を選択しましょう。
- 次の画面で「バックアップの設定」を開きます。「バックアップ先」に接続したハードディスクを選択し、「次へ」をクリック。他のオプションはデフォルトでOKなので、「次へ」をクリックしてどんどん進みます。
- 最後の画面で、「設定を保存してバックアップを実行」をクリック。初回のバックアップ実行中は電源を落とさないようにしてください。2回目からはバックグラウンドで自動実行してくれます。
- ファイルを復元したいときは「スタートメニュー」で「バックアップ」と入力し、表示されるメニューから「バックアップと復元」を選択。次の画面で「ファイルの復元」もしくは「すべてのユーザーのファイルを復元」をクリックします。 ■Macのバックアップ設定
- バックアップ用の外付けハードディスクを用意します。USBで外部接続できるものにしましょう。電気店で購入可能です。できれば、PCのハードディスクの2倍以上の容量のものを買うと良いです。そうすることで2重にバックアップができ、将来データが増えたときにも対応できます。
- ハードディスクを接続すると、「バックアップ用に使用しますか?」といったメッセージが表示されるので、「バックアップに使用」をクリック。メッセージが表示されないときは、「システム環境設定」の「Time Machine」から設定します。
- 「Time Machine」の設定で「バックアップディスクを選択」をクリックし、バックアップ用のディスクを選択します。
- これで完了です! 初回のバックアップ実行中は電源を落とさなようにしましょう。2回目からはバックグラウンドで自動実行してくれます。
- ファイルを復元したいときは、メニューバーの「Time Machine」アイコンをクリックして、「Time Machineに入る」を選択します。過去のバックアップ履歴が表示されますので、選択して復元することができます。
以上の方法で簡単にバックアップは行えますが、これにも1つだけ欠点があります。もし、あなたの家が火事になったら...。万全を期すなら、オンライン上にもバックアップすると良いかもしれませんね。
Whitson Gordon(原文/訳:伊藤貴之)