小鳥たちがさえずり、花たちが顔をのぞかせる春がやってきました。しかし、それは花粉症の季節到来でもあるのです。止まらないくしゃみに悩まされる人もいると思います。自分のくしゃみの音が大きいのを気にしている方も多いのではないでしょうか? しかし、もう心配いりません。ウォールストリートジャーナルが、音を立てずにくしゃみをする方法を取り上げていました。

 公衆の面前で大きな音でくしゃみをして恥をかきたくないのなら、簡単にくしゃみの音を小さくする方法があります。ウォールストリートジャーナルによると、

  1. ティッシュの代わりに厚手のハンカチを使う(布の繊維が音を吸収)。
  2. くしゃみをする寸前で息を止める(体の反射運動を抑制するため)。
  3. くしゃみと同時にせきをする(音のボリュームを抑えながら反射運動を緩和するため)。
  4. 歯を食いしばり、音が出るのを防ぐ(空気圧が高まらないように唇は少し開けておくこと)。
  5. 人差し指を鼻の根元に軽く押し当てるようにする(くしゃみがよりマイルドに)。

そういえば、「くしゃみのときに鼻をつまむと脳が爆発する」という都市伝説がありましたね。実はこれ、部分的にはあたっています。くしゃみをするときに鼻をつまむと気道の空気圧が高まって、喉頭を骨折したり、鼓膜が破れたり、声の変節や眼球の腫れなどの原因になるので、良い子はマネしないでくださいね

Lowering the Volume of a Sneeze | The Wall Street Journal

Thorin Klosowski(原文/訳:伊藤貴之)