日々の繰り返し作業を少しでも短略化すべく、Elgatoの人気ショートカットデバイス「ストリームデック」を導入しました。
よく使うショートカットや、複雑なコマンドをワンタップで呼び出せる「マクロ効率化ガジェット」。
今回は、そんな話題の左手デバイスElgatoのストリームデック“第二世代機”となる「Stream Deck Mk.2」の主な使用方法と、日々のテレワークに導入して実感したメリットをお届けします。
配信者でなくとも「補助キーボード」として大活躍
本来、配信向けのキャプチャーデバイスとしてライブ・ゲーム配信者用に設計されたツールですが、パソコンに拡張して使う「補助キーボード」としても人気の高いアイテム。
ちなみに、従来機は背面のケーブルが固定式だったのに対して、今回導入した新モデル「Stream Deck Mk.2」はケーブルの着脱が可能になったのでほかのUSB-Cケーブルを代用することもできます。
スタンド自体も取り外しできるので、平置きで使用することも可能なので、収納方法にも困りません。
200以上のアクションを簡単に割り当て
キー操作の割り当ては非常に簡単で、アプリ画面から各ショートカットをドラッグ&ドロップしていくだけ。
ウェブページのショートカットリンク、ホットキーの登録、アプリの切り替え、複数コマンドの一括登録、IFTTTのアプレットなど最高210のアクションを起動することができます。
できることが多い分キー登録は時間がかかりますが、UIと操作がシンプルなので、直感的にサクサク登録できました。
プロファイルを複数作成できるのが強み
そして何より、この15個の動作を“プロファイル”として複数種類作成できるのがStream Deckの優れているポイント。つまり、使用ソフトに合わせて、登録したキー動作を自動で切り替えることができます。
たとえば、Lightroom使用時は「Lightroom用に作成したプロファイル」、WordPressなら「WordPress用に作成したプロファイル」といった感じに自動で切り替わります。これがホントに便利。
複雑なコマンドも「一発起動」が便利すぎ
本来なら複数工程が必要なコマンドを、ワンタッチで起動する「マルチアクション機能」もあります。
たとえば、「Twitter起動→ツイート画面を開く→定型文ペースト→コピー済みのURLペースト」がボタン“ポチっ”で完結。
こんな感じで日常的に何度も繰り返すような操作が、マルチアクションキーに設定することで大幅な時短に繋がります。
単純作業にかかる無駄なエネルギーの消費が軽減され、重要な仕事への集中力も高まった気がします。
拡張性が高すぎるあまり、初期設定のキー配置やプロファイル作成に時間がかかりますが、一度登録してしまえばその後の繰り返し作業が爆速になります。
効率化のために機材へ投資を考えているデスクワーカーさんにぜひおすすめしたい拡張ツール。
最近Mk.2にホワイトカラーが出たみたいなので、デスクまわりを白系で統一している人もぜひチェックしてみてください。