今やモバイルワーク(リモートワーク)は、すっかり一般的な働き方になりました。それにともない、携帯性と機能性を両立したモバイルマウスの需要が高まっています。
サンワダイレクトの「400-MABT206BK」は、そんなニーズに応えるモバイルマウス。メインのマウスとして使っても問題ない、その実力について見ていきましょう。
スライド式カバーを閉じればコンパクトに
モバイルマウスである「400-MABT206BK」の最大の特長は、スライド式カバーを採用したコンパクト設計です。
カバーを閉じると奥行がわずか7cmとなり、一般的なクレジットカード(8.5cm)よりもコンパクトになります。
厚さも約2.7cmと薄型で、バッグやポーチの中でもスペースを取りません。
さらにカバーはボタンを保護する役割も果たすため、持ち運び時の破損リスクも軽減してくれます。
スライドカバーは、カーブしながら後ろにせり出すように開く仕組み。
展開すると、普通のマウスと変わらないサイズになり、操作感も遜色ありません。
ちなみに、私は親指と薬指でつまむようにマウスを持つのですが、持ち心地は上々。まったく不満はありません。
かぶせ持ちや、つかみ持ちをする人でも、使いにくさを感じることはまずないだろうと思います。
機能性の高さは本格的
使い勝手も、細部までしっかり配慮されていて、好印象です。
旧バージョンの泣きどころだったタッチスクロールは、より操作性に優れたホイールスクロールに改良され、ホイールクリックの押しやすさも向上。戻る・進むボタンも備えた5ボタン仕様によって、作業効率が高められています。
静音ボタンの採用により、カフェでの作業や会議中でも周囲に迷惑をかけることなく使用可能。
また、カバー部分にはラバーコーティングが施され、快適な触り心地になっています。
さらに底面のテフロンソールは、スルスルとスムーズな操作感を提供。
性能面では800/1200/1600/2400/4000という5段階のカーソルスピードを切り替えられるため、用途に合わせた細かな設定が可能です。
ちなみに、接続方式はBluetoothのみ。しかし、今どきBluetooth接続に対応していない機器のほうが珍しいので、特に問題はないでしょう。
ヘッド側にUSB Type-Cポートを装備しており、まるで有線マウスのようなスタイルで充電しながら使用も可能。ただし、あくまでこれは充電専用ポートです。
持ち運び用に専用ポーチが付属しているのも、ちょっとした気づかいがかなり嬉しいポイントですね。
サンワダイレクトの「400-MABT206BK」は、携帯性、機能性、使いやすさのすべてにおいて、高いレベルでバランスが取れたプロダクトです。
モバイルワーカーなら見逃せない一台。ぜひ手に取ってみてほしいと思います。
Source: Amazon.co.jp