編集委員の平田です。4月に入って気温がグングンあがり、冷たい飲み物が欲しくなる季節になってきました。みなさんにとって冷たい飲み物といえばなんでしょうか? 紅茶党のわたしとしては、ここはアイスティーをお薦めします。先日、ライフハッカーに水出しコーヒーの記事がでていましたので、冷たい紅茶、水出し紅茶の淹れ方も紹介したいと思います。はい。
アイスティーをうまく淹れるのは、簡単なようで、実は意外と難しいのです。熱いお湯で抽出した紅茶を冷やすとき、ゆっくり冷やすと白濁してしまいミルクティーみたいな色になることがあります。暑い日に用意するせっかくのアイスティー、透明で清涼感のある水色で味わいたいものです。この白濁を避けるためには、コツがありまして、急冷すればいいのです。抽出するのとは別にもうひとつ、ポットを用意して氷をたっぷりといれて冷しておきます。それから、以前に紹介した普通の淹れ方で抽出した熱い紅茶を、大量に氷を入れたポットに一気に注ぎ急冷します。冷えたところで、別に用意した氷の入ったグラスに改めて注ぐと完成です。ちなみに、氷をいれるポットは温度の急変に強い耐熱容器でないと、割れてしまうことがあるので要注意です。
また、熱い紅茶を冷やすのではなく、水出しでアイスティーを作ることもできます。こちらはとても簡単ですが時間がかかります。作り方自体は、水の入った水筒に紅茶の茶葉を加えて、そのまま冷蔵庫にいれて一晩待つだけです。朝になったら、軽く混ぜて均一な濃さにしてから飲んでみましょう。きっととてもいい味がでますよ。ウヴァ、アッサム、ダージリンなど茶葉の特徴もちゃんと味わえますので、茶葉の種類を変えながらいろいろ試してみるといいでしょう。わたしは紅茶の茶葉の量は普段と同じくらいにしていますが、あまり厳密にやらなくても、濃かったら薄めればいいだけのですのでお気軽に。ちなみに、麦茶などで使うようなお茶パックにいれておくと後始末がとても楽になります。
ということでアイスティーの淹れ方を二種類紹介しました。急速冷却するもよし、一晩かけて抽出するもよし、それぞれ違う味わいがありますので、どちらもお試しあれ。
(ライフハッカー[日本版]編集委員・平田大治)
HARIO 水出し茶ポット
1000ml。紅茶や緑茶用に。
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