22歳の若さで亡くなった人気女子プロレスラーの木村花さん。恋愛リアリティー番組「テラスハウス」に出演中だった木村さんの部屋からは、遺書とみられるメモが見つかったことがわかっている。木村さんを苦しめたのは、SNSによる誹謗中傷。この木村さんの死去で、弁護士事務所には誹謗中傷を受けた人…ではなく、「誹謗中傷をした側」からの相談が増えていると、SNSで話題になっている。
他人を誹謗中傷して自分は保身
「テラスハウス」に出演していた木村さんへの誹謗中傷は、番組内で交際を断られた相手の陰口を叩いたとして、今年1月頃から始まったと言われている。そして、3月31日配信の番組内で、男性共演者が木村さんのコスチュームを誤って洗濯してしまい、木村さんが怒った一件以降、誹謗中傷が激しくなっていったという。
木村さんの死を重く見た国は対応策を協議。高市総務相は「どのような手段であれ、匿名で他人を誹謗中傷する行為は、人として卑怯で許しがたい」と述べ、匿名で他人を中傷する書き込みをした発信者の特定が容易にできるよう、検討する考えを示している。
このような動きが影響してか、誹謗中傷をした側が、自分のことを心配して、弁護士事務所に電話やメールで相談するケースが増えているというのだ。
ネット上ではこの話題を受け、匿名で誹謗中傷することに対して、激しい非難の声が上がっている。
現状事務所にも問合せの電話殺到してるがほぼ書き込んだ側の相談。
これは誹謗中傷になるのか判断してくれと。
ちなみに当事務所は書き込まれた側の相談は初回無料だけど、書き込んだ側の相談は3万取ります。— 藤吉修崇@ユーチューバー弁護士(登録者2万人突破
) (@fujiyoshi_ben) May 25, 2020
え?
誹謗中傷した側が弁護士にセーフかアウトの相談してんのかよ?おかしな世界だな
散々人殴っといてな、そりゃおかしいだろ?覚悟決めなさいよ
— ブル饅/nogiko-Antithesis/Mental instability now (@nogiko461) May 25, 2020
誹謗中傷”された”側ではなく”した”側が
弁護士に相談するケースが増えてるらしいまずその言葉を発する前に
「自分がされたらどう思うか」考えよう?— 風原ミオ(カニカマを戴く者) (@mio_baloon) May 26, 2020
誹謗中傷した側が弁護士に相談するくらいなら、最初から言わなきゃ良かったのに
匿名だから相手に何を言っても許されるわけじゃないとちゃんと理解して、そうした行為を見掛けたら周りも発言を止めてあげられるようになるといいね
— Oh★むすび0021 (@mushikuri) May 27, 2020
弁護士相談に、誹謗中傷した側が
これってセーフですよね……って
相談のTL流れて来たけど
散々匿名で精神的追い詰めて、セーフなんてないからw
ストレス解消とか言って来たら
私なら聞く耳持たない
開示請求されて痛い目見た方が良い— 久美☆雑多垢☆多忙月間 (@kumieternal12) May 25, 2020
誹謗中傷したら即訴えられる社会になってほしいよね 誹謗中傷された場合はした側のアカウントの情報と発言をスクショして、いつでも弁護士に相談が当たり前になってほしい #誹謗中傷ダメ絶対
— へら (@herahuntbb) May 23, 2020
今ツイート見てて
誹謗中傷した側から今になって謝罪DMが来てるとか、誹謗中傷した側が弁護士さんに相談の問い合わせが殺到してるって。私に過去、酷い言葉吐いた人とか配信で知らん人の前で私の悪口大会で盛り上がってた人は、謝ってこないん?
“消えろ”とか”頭おかしい”とか”精神異常者”とか諸々
— piko_Ca*. (@kapico_naturela) May 27, 2020
※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。
image by: 木村花Twitter