ヤモリやトカゲを捕まえようとして、尻尾だけ切れてしまったて逃げられた経験をした人もいるだろう。
それを自切という。
切れた尻尾はまた生えてくる。
しかしそんな自切を尻尾ではなく「鱗」で行うヤモリが発見されたのだ。
ヤモリの自切
イモリやトカゲを見たことがあるだろう、日本でも都会ではあまり見ないが田舎に行けば簡単に見ることができる。可愛いとはあまりならない生き物だが、害虫を食べてくれたりする。
そのことから「家を守る」→「家守り」→「ヤモリ」となったのだ。とも言われるように縁起がいいもの存在でもあるのだ。
しかし現在は、複数の都道府県で準絶滅危惧に指定されている。
そんなヤモリやトカゲの一つの特徴として自切と言う機能がある。
自らの体の一部を切り捨てて、外敵に囮にして残すのだ。
トカゲやイモリは自身の尻尾自切することで知られいる。
その部分は簡単に簡単に離れるようになっており、またすぐに再生する。
尻尾と言うイメージがあるが、なんとこの度発見されたヤモリは鱗を自切するのだという。
マダガスカルで発見された新種のヤモリ
それがマダガスカルで見つかった新種のヤモリだ。鱗があること自体が驚きである。その鱗も綺麗で虹色に輝いている。
これまでにマダガスカルでは鱗が剥がれる種類のヤモリが見つかっていたが、この種はさらに剥がれやすいのだと言う。
鱗で守るのではなく、切り捨てて囮に使うなんて驚きだ。尻尾と同様に敵から逃れるためだと考えられている。
そして鱗は数週間で再生すると言う。
まとめ
不思議な自然環境や動物が多くいることで知られているマダガスカルであるが、また新たない不思議な生物が発見されたのだ。おすすめ商品
人間も余計な考えや悩みを切り捨てられようになったら楽なのになと思う。そしてそれが再生しないように。
参照元:http://news.nationalgeographic.com/2017/02/geckos-new-species-tear-away-scales/
スポンサーリンク
スポンサーリンク