引用元:笑ゥせぇるすまん『決断ステッキ』
今回はアニメ『笑ゥせぇるすまん』の、
「第55話『決断ステッキ』のネタバレ・レビュー」
についてご紹介していきたいと思います!
「この話の流れを簡潔に知りたい」
「この話のおさらいをしたい」
「この話のオチってどんなだったっけ?」
と気になる方はぜひご覧ください。
あらすじ・レビューにネタバレを含みます。
セリフは省略しているため一語一句同じではありません。
ご了承ください。
『決断ステッキ』はこんなお話
バドエン度 ★★★★★
怖さ度 ★★★☆☆
グ口度 ★★★★☆
『決断ステッキ』のあらすじ
優柔不断な、サラリーマンの真夜井 王志(まよい おうし )25歳。
真夜井は何をするにも決断が遅くいつも迷ってばかりいた。
そんな真夜井は、ある日定食屋で喪黒福造と出会う。
「僕は何事にでもいっつも迷ってしまうんです…朝起きて何を着てったらいいのかから夜同僚たちの誘いを断るかどうかまで、毎日毎日無数の選択が僕を悩ませているんです…」
と、困ったように話す真夜井に、
「あれこれ悩むのはストレスの元ですよ、一人の人間はひとつの人生しか生きられないのですよ、二股の道があれば右か左かどちらかを選ばねばなりません、ですがその決断に深く悩んでも本当はあまり意味はないのです、何故ならどっちの道を選ぼうとその結果の善し悪しは人生をやり直さない限り一生わからないからです、ですから迷ったりせず即座に決断した方が時間の無駄にならなくていいのですよ」
と、喪黒は迷うことはナンセンスだと言う。
「でも、僕にはその決断がなかなかできないんです…!」
と顔を伏せる真夜井に、
「ではそんなあなたに迷った時に頼りになる物をあげます、『決断ステッキ』です」
と、喪黒は先端が尖った矢印の形になっているステッキを渡す。
「決断ステッキ?」
と驚く真夜井に、
「迷った時にこのステッキを投げて矢印の指した方を選んでください、きっと道が開かれるはずです」
と喪黒は言う。
しかし続けて、
「ただし、このステッキが決断したら必ずそれを守ってください、いいですね?」
と、真夜井に忠告をする。
次の日から真夜井は早速喪黒からもらった決断ステッキを使ってみる。
決断ステッキを会社にこっそりと持っていき、『昼にどの店に行くか?』『何を食べるか?』『帰りに麻雀に行くか?』など、何かに迷う度に真夜井は選択肢を地面に書き、その上で決断ステッキを投げて矢印の指し示した方を選んだ。
その結果、真夜井は一切迷うことがなくなり物事を即決できるようになった。
さらに真夜井は迷うことがなくなってから運も良くなり、定食屋でラーメン1万杯目のお客に選ばれて無料券をもらったり麻雀で大勝ちしたりした。
喜んだ真夜井は、
「即決できるようになっただけじゃなくてこのステッキの指示通りにしたら運まで良くなった!もうこのステッキを手放せない!」
と、笑顔でステッキに頬ずりをする。
そんなある日、真夜井は会社の女せいたちから飲み会に誘われる。
真夜井はなんでも即決できるようになってから、
「このところなんだかキリッとしたみたい…」
と、女せい社員たちからの株が密かに上がっていたのだった。
そんな自覚がない真夜井は女せいたちからの誘いに素直に嬉しくなり、飲み会の誘いを了承する。
しかし真夜井はその日同僚たちからも麻雀に誘われてしまう。
どちらに行けばいいのか困った真夜井は、屋上でひとり決断ステッキを使う。
その結果、ステッキは飲み会の方を指し示した。
しかし内心、
『飲み会よりも麻雀に行きたい…最近運が良いからまた大勝ちできるかもしれないし』
と思っていた真夜井は、
『…そうだよ!飲み会に行っても楽しめるかわからないし、女の子たちは僕なんかよりもいい男を見つけてそっちと仲良く飲み始めるかもしれないし、そうしたら惨めな思いをするかもしれないし』
と頭の中で必タヒに言い訳をし、決断ステッキの決定に背いて麻雀の方に行くことにする。
麻雀へと行った真夜井だったが、その日の真夜井は麻雀でボロ負けをしてしまう。
『やっぱり飲み会へ行くべきだったのか…?』
と真夜井が浮かない顔で帰り道を歩いていると、そんな真夜井の前へ喪黒が現れる。
「真夜井さん、あなた決断ステッキの指示に従いませんでしたね、あなたステッキに逆らい麻雀をやってズタボロに負けた、違いますかぁ?」
と言う喪黒に、
「す、すみません、この間の大勝ちが忘れられなくてつい…でももう絶対ステッキには逆らいません!」
と、真夜井がドギマギしながら答えると、
「オーホホホ、もう私の手を離れました」
と喪黒は言い、
「あなたの裏切りを許すかどうかはそのステッキの意思にかかっています、全てはステッキが決めるのです、ドーン!」
と指を差す。
その後、真夜井が決断ステッキを手に持ちながらトボトボと自宅へ向かっていると、
「あ〜ら?ちょっと真夜井さんじゃない?」
「私たちの誘いを断っといてどうしてこんなところフラフラしてるのよぉ!」
と、真夜井は飲み会の誘いを断った女せいたちに街で声をかけられる。
「これからカラオケ行くの、付き合いなさいよ」
「今度は断らせないからね!」
と、女せいたちにカラオケへと誘われた真夜井は、
「…あ、ごめん、ちょっと待ってくれるかな?」
と言い、足元の地面に『いく』『いかない』と書き、
「…決断ステッキ様、あなたの意思をお教えください!」
と、頼み込むようにステッキを握り、
「えいっ!」
と、ステッキを空高く投げる。
「?」という顔で見上げる女せいたちと、不安そうに見上げる真夜井の目線の先でステッキはクルクルと回りながら空高く舞い上がっていくが、いきなり『カツンッ!』と近くのビルの側面に辺りそのまま『ヒュッ!』っと勢いよく真夜井を目掛けて落ちてくる。
落ちてきたステッキの先端の矢印はそのまま真夜井の頭に突き刺さり、
「キャーーー!!」
と、女せいたちは悲鳴を上げるのだった。
『決断ステッキ』のレビュー
この話を初めて観た時、
「え?ステッキそんなに空高く投げんの?」
と、真夜井さんの決断ステッキの投げ方にちょっとビックリました。
もう少し控えめに投げて使用するのかと思っていたので、思いの外空高くぶん投げていて驚きました。
そうしたら案の定最後頭にぶっ刺さって終わっていましたね。
…あんなに高く投げるから。笑
ビックリしたといえば、
「もう私の手を離れました」
と喪黒さんが真夜井さんに指を差すシーンで、いきなり喪黒さんの右手が画面の左側から『ヌッ!』とデカデカと出てくるところにもビックリしました。
この手の出し方怖くていいですね、ちょっとビクッとします。笑
引用元:笑ゥせぇるすまん『決断ステッキ』
「もう私の手を離れました」ということは、それまでは喪黒さんのコントロール化にあったのでしょうかね?このステッキは。
このステッキ、『何でも決断してくれるなんて便利そうだな、ちょっと欲しいな』と思いましたが、決断に絶対に逆ってはいけないという制約があるのはちょっと怖いですね。
逆らったら最終的にタヒみたいですしね。
それにしても最後ステッキの先端の矢印の部分が真夜井さんの頭に突き刺さって終わるのはなかなかにグ口テスクですね。
一応その部分は影だけを映して絵的なショッキングさを和らげていましたが、結構衝撃的な終わり方でした。
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