おはよう 関東甲信越
- 2024年9月13日
夏太り対策に!医師監修「肩甲骨1分体操」 50代でベストボディを手に入れた吉原潔さん伝授(動画あり)
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とにかく暑かったこの夏。運動不足や水分のとり過ぎで太った!という方もいらっしゃるのでは?
今回は、50代になってからトレーニングを始め、理想体型を手に入れた整形外科医・吉原潔さんによる、夏太り解消法をご紹介!代謝がアップする“肩甲骨1分体操”をご紹介します。
引き締まった体は何歳からでも手に入れられる!
教えていただいたのは、整形外科医でフィットネストレーナーの吉原潔さん(61)。
実は吉原さん、40代の頃はぽっちゃり体型。
しかし、このままでは医師として患者さんに示しがつかないと50歳で一念発起し、トレーニングを開始したのだそうです。
運動の仕方や食事の方法を徹底的に学びなおし、55歳の時に、引き締まった健康美を目指す『ベストボディ』コンテストで優勝。
吉原さんによると、夏は冬よりも太りやすい季節だと言います。
整形外科医 吉原潔さん
「冬の方が体温を維持しようとして熱を発生するため、代謝が良くなります。夏はそのような必要がないので、冬よりも代謝が下がる上に、暑いからと言って家でゴロゴロしていたり、外に出ないということも重なり、太りやすくなる人もいるんです」
そこで、吉原さんがオススメするのが『毎朝1分!肩甲骨1分体操』。
代謝アップに効果的!
吉原さんのおすすめは、毎朝1分間、肩甲骨を動かす『肩甲骨1分体操』。
実は、肩甲骨の周辺には代謝をアップさせる不思議な脂肪があるんだそうです。
その名は『褐色脂肪細胞』。
脂肪には、中性脂肪の含量が少ない「褐色脂肪細胞」と、中性脂肪が多い「白色脂肪細胞」の2種類があります。
この「褐色脂肪細胞」は、脂肪を分解してエネルギーを消費する働きがあります。
肩甲骨周辺を動かし、「褐色脂肪細胞」の働きをうながすことで、代謝アップにつながるということです。
吉原さん
「代謝の低い朝に肩甲骨を動かすことで、代謝が上がって姿勢もよくなる。こうした理由から、一番おススメしたい運動ですね」
実践!『肩甲骨1分体操』
毎朝1分、無理をせず行ってください。
吉原さん
「たけのこ体操は、壁に背中をつけて行うと、正しい形でできているかチェックすることができます。健康的な体型というのは、体重が減ることではなく、程よい筋肉と正しい姿勢。肩甲骨の周りを鍛えると姿勢もピンと伸びてくるので、ぜひ、無理のない程度に続けてみてくださいね」