イヨ・スカイが初めてWWEマットでNXT女子王者ジュリアとの初バトルを繰り広げた。
女子ロイヤルランブル(RR)戦(30人出場の時間差入場バトルロイヤル)の1番目として入場。40分以上、リングで生き残ると、28番目でNXT女子王座ベルトを持って入場したジュリアとリング上で対峙(たいじ)した。
スカイが目の前に立ちはだかり「こいよ!」のポーズで誘うと主導権を握ろうと交錯。両者ともに振り出した右腕が相打ちとなってマットに倒れこむと、他選手に捕獲されて初バトルは終結したものの、6万人以上が集まった会場は大歓声に包まれていた。
またスカイはユニット「ダメージCTRL(コントロール)」から排除した女子RR前年覇者ベイリーとも対峙(たいじ)したものの、バトルを繰り広げることなく、スカイはナイア・ジャックスの圧迫攻撃でビアンカ・ブレア、ナオミ、リブ・モーガン、ラケル・ロドリゲスとともに巻き込まれるように場外に突き落とされて試合終了となってしまった。
またジュリアはNXTのライバル、ロクサーヌ・ペレスに場外へと落とされた。
なお27番目に入場したシャーロット・フレアーがWWE女子初となる2度目の女子RR制覇を果たした。23年12月に左ひざ半月板損傷、前十字靱帯(じんたい)断裂の重傷で離脱して以来、約2年1カ月ぶりのカムバックでRRを制覇し、今年4月の年間最大の祭典レッスルマニア41大会(米ラスベガス)での女子最高位王座挑戦権を獲得した。
なおWWEプレミアム・ライブイベント、ロイヤルランブル大会はABEMAで生中継された。