日本相撲協会は10日、大相撲初場所(12日初日・両国国技館)の取組編成会議を開き、初日と2日目の取組を決めた。2場所連続全休明けの横綱照ノ富士は、初日に小結若隆景戦、2日目に隆の勝戦が組まれた。両膝痛や持病の糖尿病に苦しんできた中で、再起の土俵に注目が集まる。
琴桜と豊昇龍の両大関は、ともに初の綱とりに挑む。先場所初優勝の琴桜は隆の勝と小結阿炎、先場所13勝の豊昇龍は霧島と翔猿の順に対戦。大関2場所目の大の里は翔猿、霧島とぶつかる。
両関脇は初日に若元春が熱海富士、大栄翔が豪ノ山と当たる。十両以上の休場者は幕内の狼雅と北勝富士、十両武将山の3人だった。