スペイン1部バレンシアは23日、ルベン・バラハ監督(49)を解任した。今季はわずか2勝で降格圏の19位に沈んでいる。

バラハ監督は00年から10年までバレンシアでプレーし、クラブの黄金期を支え、スペイン代表としてもプレーした。23年2月に監督として古巣に復帰。22-23シーズンは勝ち点2差で残留を決め、昨季はバレンシアを9位に導いていた。

クラブは「彼は複雑な状況の中でチームを安定させ、昨シーズンはバレンシアをヨーロッパのポジション争いに近づける競争力の導入に貢献した。クラブ史上、最も偉大なレジェンドの1人であり、彼を解雇するという決断は非常に困難なものだった」と述べた。

バラハ監督は選手として10シーズン在籍し、2度のリーグ優勝とUEFA杯を含む5つのタイトルを獲得した。