首位を走る大阪ブルテオンが6位の広島サンダーズを下し、連勝数を今季最多の「10」に伸ばした。

第1セット(S)は24年パリ五輪日本代表の西田有志(25)のスパイクから幕開けし、序盤から先行。一時は追いつかれたが、7-7から多彩な攻撃で5連続得点を挙げると、後半も5点差を維持して先に20点台へ突入し、最後は米国代表アウトサイドヒッターのトーマス・ジェスキーが決めきり先取した。

続く第2Sも奪って連取に成功し、セットカウント2-0で迎えた第3S。激しい打ち合いで終盤まで同点で進んだが、22-23からキューバ代表アウトサイドヒッターのミゲル・ロペスが3連続サービスエース。時速約120キロの強烈なサーブで広島Tの息の根を止め、ストレート勝利を飾った。

山内晶大主将(31)は「昨日3-0で勝てて、簡単にはやらせてくれないと思っていたけど、積極的なプレーができた」とうなずいた。

次節もホームでの開催。8日にVC長野を迎え撃つ。

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