18年平昌銅、22年北京銀と五輪2大会連続メダルのロコ・ソラーレが、9月までに開催される26年ミラノ・コルティナ五輪代表候補決定戦への出場権を手にした。

1次リーグ初戦を落としたが、そこから5連勝。5戦5勝と無敗だったフォルティウスを下し、準決勝進出を決めた。五輪3大会連続出場へ絶対条件だった「3位以内」をつかみ取った。

特にチームの7、8投目を担うスキップ藤沢五月の好ショットが光った。第3エンド(E)では円の中心を相手ストーンに5個も占領された中、相手と自軍の石のわずかな隙間を通して中心へ運んで1点を獲得。2-5の第7Eでも4失点のピンチから、相手の石の間を通して円の中心へピタリと寄せた。大量失点を防ぎ続け、4-6で迎えた最終第10Eでの大逆転につなげた。

X(旧ツイッター)では「ロコ・ソラーレ」がトレンド入り。「いやぁとんでもない試合だった」「諦めない力や、勇気、希望をもらった試合でした!」「今日のさっちゃんは、本当カーリングの神様を授かったように覚醒してました!こうなるとさっちゃんは止められません」「やっぱり何かを持ってるチーム」などの声が上がっている。

ロコ・ソラーレが大逆転でフォルティウスとのライバル対決制す/詳細