Excelでは、シートの保護とセルのロック機能を使うことで、特定のセルを変更できないようにすることができます。シート全体ではなく、一部のセルだけ編集可能にすることで、それ以外のセルが変更できなくなります。シートに重要なデータがある場合、特定のセルを変更できないようにすることで、誤って書き換えてしまうことを防ぐことができます。
ここでは特定のセルを変更できないようにする方法をご紹介します。
※本記事の内容はExcel 2016 / Excel 2019にて確認しています。
特定のセルを変更できないようにする方法
1.編集してもいいセルをドラッグまたはクリックする
ここでは「セルC2~C6」を選択します。
2.選択したセルを右クリックして、「セルの書式設定」をクリックする
3.タブの「保護」をクリックして、「ロック」のチェックマークを外す
4.「OK」をクリックし、選択したセルのロックを解除する
5.シートを保護する
タブの「校閲」を選択して、「シートの保護」をクリックします。
もしくはシートのタブを右クリックして、「シートの保護」をクリックします。
6.「シートとロックされたセルの内容を保護する」にチェックマークが入っていることを確認し、「OK」をクリックする
7.選択したオレンジのセルはロックが解除されているので編集ができ、緑の部分はシートの保護により変更できないことを確認する
変更のできないセルをダブルクリックすると、「変更しようとしているセルやグラフは保護されているシート上にあります。…」と表示されます。
このメッセージが表示されれば、変更できないように設定できたと確認できます。
シートの保護を解除する方法
タブの「校閲」を選択し、「シート保護の解除」をクリックすると解除することができます。
シートの保護とセルのロックを使いこなそう!
以上、Excelで特定のセルを変更できないようにする方法をご紹介しました。セルのロックを解除することで一部が編集可能に、シートの保護をすることでそれ以外のセルを変更できないようにすることができます。ぜひ2つの機能を使いこなしてみてください。
確認環境:
Windows 10 (Home) 64bit (バージョン:1903)
Excel 2016 (バージョン:2003)、Excel 2019 (バージョン:2004)
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