数理創造プログラム (iTHEMS)
自然科学は、物理学、化学、生物学とさまざまな分野に分かれています。しかし数理科学によってその背後にある論理的な構造を調べてみると、共通点が見えてくることがあります。
数理創造プログラム(iTHEMS)は、理論科学・数学・計算科学の研究者が、「数理」を軸とする手法を用いて、宇宙・物質・生命の解明や、社会における基本問題の解決を図る、国際研究拠点です。
さらに、分野横断型・滞在型のスクールや、さまざまな分野で第一線の基礎科学研究者を招いたワークショップ、企業や社会で数理がどう使われているかを知るための産学連携レクチャーや日常的な分野交流などを通して、ブレークスルーをもたらす研究土壌を整え、若手人材の育成を進めます。国内の大学や海外の研究機関との連携を通じ、国際頭脳還流ネットワークを構築します。
副プログラムディレクター:長瀧重博(D.Sc.)、坪井 俊(D.Sc.)、三好建正(Ph.D.)、Catherine Beauchemin(Ph.D.)、多田 司(D.Sc.)
組織
- 数理遺伝学理研ECL研究ユニット
- シュパイデル 玲雄(Ph.D.)
研究成果(プレスリリース)
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2024年10月21日
極低温の原子気体で作る持続的な磁気の流れを発見 -
2024年10月17日
量子宇宙の創生と宇宙の波動関数の厳密な計算 -
2024年9月13日
エネルギー透過には情報が必要 -
2024年8月27日
エムポックス感染者の隔離はどのように終了するのが良い? -
2024年7月9日
データと数学で迫る冬眠の謎 -
2024年5月16日
新たな種類のエニオンを系統的に作る方法を発見 -
2024年4月30日
量子の群れが作る秩序 -
2024年1月24日
確率的ダイナミクスの緩和におけるトポロジーの効果を解明 -
2023年12月19日
新型コロナウイルス排出と粘膜抗体の関係を解明 -
2023年11月24日
テレスコープアレイ実験史上最大のエネルギーをもつ宇宙線を検出
刊行物
関連リンク
- 数理創造プログラム
- 2021年6月24日クローズアップ科学道 研究最前線「基礎研究の意義はどこにあるのか」
- 2022年1月13日クローズアップ科学道 研究最前線「ゲノム情報に隠された進化の法則を探る」
- 2023年6月7日クローズアップ科学道 研究最前線「数理モデルで複雑な生態系の謎に迫る」
採用情報
募集職種 | 応募締切 |
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事務パートタイマー募集(W24268) | ポストが決まり次第 |
特別研究員または研究員募集(W24214) | ポストが決まり次第 |
研究員または上級研究員募集(W24208) | ポストが決まり次第 |
研究員または上級研究員募集(W24193) | ポストが決まり次第 |
研究員または上級研究員募集(W24189) | ポストが決まり次第 |
研究員または上級研究員募集(W24168) | ポストが決まり次第 |
採用情報一覧
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〒351-0198 埼玉県和光市広沢2-1 研究本館 2階
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