佐賀県内は4日から、この冬一番の強い寒気が流れ込んで大雪になる恐れがある。6日ごろにかけて冬型の気圧配置が強まる見込み。佐賀地方気象台によると、雪のピークは5日と予想され、山間部、平野部ともに警報級の大雪となる見通し。同気象台は、積雪や路面凍結による交通障害や、停電、水道管凍結などに注意するよう呼びかけている。
同気象台によると、九州北部地方は4日から上空約1500メートルに氷点下12度以下の寒気が流れ込み、大雪の期間は長く続く見込み。佐賀県内は、4日午後6時までに予想される24時間降雪量が多い所で山地20センチ、平地7センチ。5日午後6時までの24時間では山地20センチ、平地10センチと予想している。
県教育委員会によると、4日の県立高特別選抜(入試)は予定通り実施する。雪予報を受けて4日、唐津商業高定時制は休校し、他の定時制高校は同日に判断する。金立特別支援学校は登校時間を繰り下げる。県内の小学校18校、中学校7校で下校時間を繰り上げる。(中島幸毅、上田遊知)