ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は9日、エストニアのオテパーでコンパクト方式の2試合が行われ、女子個人第12戦は葛西春香(早大)が5戦連続の表彰台となる3位に入った。前半飛躍(ヒルサイズ=HS97メートル)の4位から後半距離(5キロ)で順位を一つ上げた。
前半3位の葛西優奈(早大)は4位、海沼優月(秋田・鹿角高)は15位、畔上沙那(岐阜日野自動車)は20位だった。
男子個人第15戦は山本涼太(長野日野自動車)が前半飛躍13位につけ、後半距離(7・5キロ)も粘って15位だった。谷地宙(JAL)は17位、渡部暁斗(北野建設)は21位、木村幸大(岐阜日野自動車)は32位、渡部善斗(北野建設)は39位。
女子はナタリー・アルムブルスター(ドイツ)が今季、通算とも3勝目、男子はビンツェンツ・ガイガー(ドイツ)が今季6勝目、通算16勝目を挙げた。(共同)
◆葛西春香の話 「3試合連続の試合が2週続いてすごくきつかったが、次につながるレースになった。世界選手権も頑張りたい」