こんにちは。製麺していますか。
さて製麺で一番大事な工程は、意外と「水回し」だといわれます。
今回、ちょっと試してみたかった水回し方法に成功したのでご紹介します。
その前に、みんなのバイブル「家庭用製麺機 USER GUIDE」の15ページを公開します。
はい、これが水回しの説明です。
興味のある方は買ってください。買いましょう。
ぶんぶんチョッパーで水回しができるのでは?
水回しで一番難しいのが、水と粉を均等に混ぜて、オカラとかパン粉みたいな状態にする最初の工程。上記だと右側の部分です。
その工程を楽するのにフードプロセッサーが大変便利ですが、手動フードプロセッサーである「ぶんぶんチョッパー」でもいけるのでは?という実験です。
ぶんぶんチョッパー
ぶんぶんチョッパーはいろいろ種類がありますが、私が使っているのは大型(900ml)で切る力が2.5倍のぶんぶんチョッパースーパー5というやつです。たぶん。先日はレンコンのみじん切りができて便利でした。
やってみよう!ブンブン水回し
強力粉(スーパーで買ったカメリア)を200g(2玉分)入れます。
もっと多くても大丈夫かもしれません。
水76g、塩2g、粉末かんすい2gを混ぜた打ち水を入れます。
フタをしてビューンビューンとハンドルを引き、横にしたり軽く振ったりして、またビューンビューン。
はい、できた!
水回しの第一段階、パン粉やオカラ状にすることに成功!
本来はボウルに移して、グルテンを生成するために手で揉みこむ作業をした方がいいのですが(「家庭用製麵機 USER GUIDE」の左下の工程)、30分ほど寝かして、そのまま押し固めてしまいましょう。
これをビニール袋(アイラップ)に移します。この量ならフリーザーバッグなどでなくてもOK。多少容器に生地がついちゃいますが、まあいいのでは。
※刃の切れ味がいいので、洗う時に手を切らないように気をつけましょう。
グイグイ。
はい、麺帯になりました。
製麺機で普通に製麺します。製麺機がない方は、うどんや多加水麺などを手打ちしてください。
かなり手抜きをした水回しですが、ちゃんとつながっています。
複合圧延を多めに4回やってみました。
ということで、あっという間に自家製麺のできあがり。
肝心の味ですが、ちゃんと中華麺です。そりゃそうなのですが。
ただグルテンが育っていないかなーという気がしなくもないので(粘弾性が不足している)、ぶんぶんチョッパーでオカラ状にした後に、手でスリスリしてグルテンを生成させた方がいいみたいです。
それでも最初の工程を自動化できるとすごく楽なので、ご興味ある方は試してみてください!
ちなみに一番のおすすめは、ニーダーを使った水回しです!超らくちん!
※ちょっと買い物しませんか※
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