- 漢籍電子文献のバージョン1.3の利用方法について解説しています。
- ここでは、検索結果のWordへのコピー&貼り付けの方法について説明しています。
- 漢籍電子文献のバージョン1は現在存在しません。記録用に消さずに残しておきます。
- 漢籍電子文献の現行バージョンはバージョン2もしくは新漢籍全文資料庫になります。そちらを利用して下さい。
検索結果をWordに貼り付け
- 検索結果は、Wordにコピーして貼り付ける事が可能です。
- 文字列のコピーをするには、マウスを左ドラッグしてコピーしたい範囲を選択し、メニューの[編集]→[コピー]を選択してください。
- コピーしたら、Wordに貼り付けます。
- メニューの[編集]→[形式を選択して貼り付け]を選択します。
- [形式を選択して貼り付け]のダイアログボックスが表示されます。
- そこから[Unicodeテキスト]を選択して[OK]を左クリックします。
- Wordに貼り付けられました。
- 貼り付け後、一部の文字が[・]表示された場合は、該当する文字列を選択して、ツールバーの[フォント]から[MingLiU(繁体字中国語 BIG5)]を選択しましょう。
- 但し、外字をインストールしていない環境では、外字相当部分については、[MingLiU]にフォントを変更しても上図のように[・]表示のままになっています。
- また、簡体字中国語(Windows XPのみ)や韓国語環境(2000、NT4.0)をインストールしていると、Unicodeに割り当てられていない、一部のGB18030収録文字やハングル文字を外字領域に割り当てているというOSの仕様により、中央研究院外字の一部の表示が 今挙げた特定の言語が外字領域に割り当てている文字に化けてしまうという不具合が生じます。この不具合については、Microsoft社の方から説明がでています。仕様との事なので、改善されることはなさそうです。
貼り付けの注意事項
- Wordに貼り付ける際、[形式を選択して貼り付け]を使わずに普通に[貼り付け]を選択すると、html形式での貼り付けになります。
- html形式で貼り付けると、文字の色やフォントサイズなのがそのまま貼り付けられますので便利なのですが、漢籍電子文献で使用されている外字との相性が大変悪く、外字が使われている部分をコピーしてhtml形式で貼り付けると、様々な不具合を引き起こします。
代表的な不具合には、[外字前後の文字が化けてしまう][外字を含んだ前後の文章が、全く別の段落に移動してしまう]の二つが挙げられます。
- 例えば、以下のような検索結果を、html形式でWordに貼り付けたとします。
- それをWordにhtml形式で貼り付けると、外字[衞]及びその前後の文章が、全く違う箇所に移動してしまいます。しかも、外字部分を選択して外字を表示させようとしても上手く出来ません。外字部分の情報も欠落しています。
- 従って、html形式で貼り付けると、全く元の文章と異なってしまうという場合があるという事です。必ず貼り付けの際には、[Unicodeテキスト形式]で貼り付けましょう。