創価教育論で副島英樹氏の講演会を開催
2024年6月10日
創立者のソ連初訪問(1974年)から50周年となる意義をこめ、『我が人生 ミハイル・ゴルバチョフ自伝』の翻訳者であり、ゴルバチョフ氏に単独インタビューしたジャーナリストの副島英樹氏をお招きして講演会を開催しました。
タイトル : 今こそ求められる平和への遺訓――ゴルバチョフと池田大作――
講 師 : 副島英樹氏(朝日新聞編集委員・広島総局)
会 場 : S201教室
講 義 名 : 創価教育論
講演会には、学生約400名、教職員20名 合計約420名が聴講しました。副島氏からは、核廃絶と世界平和に向けてゴルバチョフのペレストロイカや池田が行った民間外交のもった意義について、語っていただきました。
講演後、多くの学生による質問会も開催され、1時間にわたって懇談いただきました。
参加学生の声:
〇副島さんの平和への思いに心を打たれ、創大生としてもっと創立者の思想を学び、その素晴らしさを他人に確信を持って伝えられるようになりたいと思いました。今日の講演を受け、読みたい本が増えたため、対談集を中心に一つずつ挑戦してみたいと思います。遠くから創大に足を運んでくださり、感謝の思いでいっぱいです。
〇現代の平和への捉え方が危ういということが伝わってきました。核に対抗するために核を保有し平和を築くという世界的な動きの危うさを、副島さんの講演で理解することができました。講演の中で紹介されていた「最初から核を使わないと宣言をすればいい」という言葉強く印象に残りました。核攻撃を受けるかもしれないという状態がなくなれば核もいらなくなるなと思えました。講演の最後に副島さんがおっしゃっていた「世論が包摂の思想になっていかなければならない」という言葉にとても希望を感じました。創価大学には対話の文化があるからです。創大生が社会で活躍していくことが意義あることということを、改めて感じることが出来ました。
〇授業を受けて、衝撃的な内容ばかりでとても有意義な時間となりました。池田先生とゴルバチョフの対談を通して、今世界で起こっていることに言及されていてとても衝撃を受けました。ロシアがなぜ今のようなことを行っているのか説明されて納得しました。今の戦争を止めるためには対話が必要だとおっしゃっていて本当にその通りだと思いました。
〇今回の講義はゴルバチョフと創立者の関係性や、G7広島サミットなどの国際平和について伺いましたが、ゴルバチョフと創立者の関係が非常に深いものであり日本とロシアの政治関係が悪い中で創立者はゴルバチョフと親友と言い合えるくらい親密な関係を築き、日本との関係を良くするという政治に影響力が強かったということを学び、創立者が平和を訴えてきた意味と偉大さを感じました。