正代 元大関の壁 綱獲り目指す2大関から白星 「落ち着いていたかは分からないけど…」

[ 2025年1月19日 19:53 ]

大相撲初場所8日目 ( 2025年1月19日    東京・両国国技館 )

<初場所8日目>豊昇龍(左)を押し倒しで破る正代(撮影・郡司 修)
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 平幕・正代(33=時津風部屋)が結びの一番で大関・豊昇龍(25=立浪部屋)を撃破した。

 「落ち着いていたかは分からないけど、しっかり相手と正面で受けられた」。立ち合いから相手の激しい突きに押し込まれたが「我慢せずに、ずらして残れた」と反撃して押し倒した。

 5日目には大関・琴桜(27=佐渡ケ嶽部屋)を寄り倒しで破っており、綱獲りを目指す2大関から白星。「相手のことは気にしていない」と冷静に話したが、大関を20年九州場所から13場所務めた33歳が“壁”となってみせた。

 3勝5敗と負け越しで中日を終えた。「あれぐらいの出足のある相手に勝てた相撲が最初からできれば、もうちょっと星が伸びたのに」と、ここから巻き返す。

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