写真:松田 朝子
地図を見るガリーナという名前は、この土地で産出された鉱物の一種に由来しています。17世紀末にフランス人が入植してくると、この鉱物から採れる鉛のために採掘が始まり、鉱業を中心にガリーナの町は発展しました。
写真:松田 朝子
地図を見る19世紀になって、カリフォルニアのゴールドラッシュが始まると、ガリーナの人口は減って鉱業も衰退、町は往時のまま時代に取り残されていきました。
写真:松田 朝子
地図を見るその後1980年代に入ると、寂れていた町並みは整備され、観光事業も始まりました。古き良き時代の建物に、おしゃれなカフェやショップが彩りを添えるようになると、「かわいい町」としてガリーナの人気が高まり、以降、旅行誌やポータルサイトなどで数々の賞を獲得しています。
写真:松田 朝子
地図を見るメインストリートの1本裏の通りには、クラシックなサンフランシスコスタイルのトロリーカーが待機しています。これに乗って、約1時間かけて丘の上に点在するクラシックな建物を見て回ります。
運行時間など詳しくは、関連MEMOの「Galena Trolley Tours」を。
写真:松田 朝子
地図を見るトロリーツアーでは、リンカーンも宿泊したというホテル、「デソトハウス」をはじめ、ガリーナ川の両側にある、14か所の歴史的建造物の前に停まります。車から降りることはありませんが、多種多様のヨーロッパ風の邸宅を見ることができます。
写真:松田 朝子
地図を見るこのツアーでは、第 18 代アメリカ合衆国大統領、ユリシーズ S. グラント将軍の家も見ることができます。グラント将軍は、北軍を率いて南北戦争に出征する前からガリーナに住んでいました。そして終戦後の1865年に「英雄」としてガリーナに凱旋。この「ユリシーズ・グラントの家」は、ガリーナの町から凱旋のお祝いにもらったもので、1869年に第18代大統領に就任するまでこの家に住んでいたそうです。ちなみにグラント大統領の顔は、アメリカの50ドル札で見ることができます。
写真:松田 朝子
地図を見るさらに足を伸ばして、ガリーナのダウンタウンから約10分、雄大なミシシッピ川のほとりにあるのは、ゴールドムーア・イン。広大な敷地に広がるB&B(ベッド&ブレックファースト)は、リバービュー・スイートからコテージタイプ、ログキャビンとそれぞれ違うゲストルームがユニークです。室内には四柱式の大きなベッドや暖炉、室内に置かれたジャグジーなどがあって、訪れる人をゴージャスな気分にさせてくれます。
写真:松田 朝子
地図を見るこちらのB&Bは、泊まらなくともランチやディナーに訪れることもできます。
窓いっぱいに広がるミシシッピ川やガリーナの丘陵地帯の風景を眺めながら、この土地の旬の食材をふんだんにつかった料理を堪能するのも、ゴージャスなひとときです。
写真:松田 朝子
地図を見るシカゴでは、ウィスキー蒸溜所であるクラフト・ディスティラリーの人気が上昇中ですが、ガリーナでも、ディスティラリー見学ツアーは人気のアクティビティです。中でもBlaum Bros Distilling Co.は、2013年、マットとマイクのブラーム兄弟によって設立されたクラフト・ディスティラリー。
ハイウェイ沿いにひときわ目立つ看板に引き寄せられて行くと、居心地の良さそうなフルサイズのバーが迎えてくれます。
写真:松田 朝子
地図を見る傍のショップではオリジナルのプロダクトが並び、免税店にはないであろうウィスキー類は、お土産にも最高です。
写真:松田 朝子
地図を見るツアーでは、熱弁を振るうガイドさんの案内でディスティラリーを見学。地元の農家から仕入れた材料を使い、カスタムメイドの器材を使ってのウィスキー造りには、大量生産品には込められない種類の愛情がこもっています。
アメリカは郊外に出るほど、フォトジェニックなかわいい町があります。そういう町には決して都会の真似ではない独自の文化があって、都会が文化の中心、みたいに考えていると、カルチャーショックを受けるでしょう。そんなことを感じさせてくれるガリーナの町。あなたもこんなかわいい町を探しにアメリカ郊外に足を延ばしてみませんか?
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(2025/1/27更新)
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