スペインを訪れたら外せないのがバルめぐり!スペインのバルは日本でいう居酒屋のような場所で、人気のバルは地元の人や観光客でいつもにぎわっています。そんな時間には、お酒とタパスが欠かせません。カウンターにずらりと並んでいると、どれも美味しそうでついつい選ぶのに迷ってしまうほど。
片手でつまめるものも多く、ワインやビールのおともにいくつでも食べれちゃいそう。軽い腹ごしらえにもいいのですが、雰囲気に酔ってバルを何軒もはしごするのが楽しいのです。
私のお気に入りタパス「ウエボスロトス」は、スペインバルの定番メニュー。揚げたじゃがいもに生ハムと半熟卵を乗せた、シンプルな組み合わせ。食べごたえがあるジャンキーな味わいが大好きです。
もはやスペインのバルで過ごす夜に欠かせない存在ですが、実はおうちでも簡単に作れちゃいます。
ウエボスロトスを作るのに必要なのは、日本のスーパーでも手に入る材料ばかり。
<材料(2人前)>
じゃがいも(冷凍のフライドポテトでもOK) 2〜3個
生ハム(切り落としタイプが便利) 100グラム
卵(半熟卵でもOK) 2〜4個
オリーブオイル 適量
塩こしょう 適量
基本はこれだけ!私は、気が向いたときにいつでも作れるよう常備しています。
<ウエボスロトスの作り方>
まずはじゃがいもでフライドポテトを作りましょう。冷凍のフライドポテトを電子レンジで加熱して使ってもよいのですが、私はオリーブオイルでカラっと揚げたフライドポテトのほうがウエボスロトスには合う気がしています。目玉焼きは市販の半熟卵で代用しても美味しく出来上がります。
(1)じゃがいもは細長くカット。水にさらしておきます。
(2)じゃがいもをフライパンに並べ、オリーブオイルを入れる。じゃがいもが半分くらいつかる分量で。中火で2〜3分揚げ焼きにし、ひっくり返してまた2〜3分火を通す。
(3)竹串がすっと通るくらい火が通れば、キッチンペーパーをしいた皿の上にじゃがいもをうつす。キッチンペーパーで油を切り、皿に盛り付ける。
(4)黄味が半熟の目玉焼きと生ハムを、フライドポテトの上に盛り付ける。塩こしょうを軽く振って、出来上がり!
材料も作り方もとってもシンプルですがとっても美味しい!私にとって、スペインバルの味といえばコレです。
食べる前には、思いっきりかき混ぜて!黄味が半熟でないといけないのは、かき混ぜて食べるのが最高に美味しいからです。とろとろの黄味がアツアツのフライドポテトに混ざりあう至福のとき。生ハムのほどよいしょっぱさがアクセントに。3つの材料が絶妙なバランスの美味しさです。
せっかくなら、めいっぱいスペイン旅行気分を満喫したいところ。ということで、スペイン産のワインとオイルサーディン缶もいっしょに味わいました。
ジャンキーな味わいのウエボスロトスには、きりりと辛口のワインが相性抜群!自分へのごほうびに、と思ってボトルにしました。カヴァ(CAVA)はシャンパンと同じ製法で醸造されたスパークリングワインのこと。主にカタルーニャやバスク地方など、スペイン国内各地で生産されています。
もちろんオイルサーディンもスペイン産。いずれも酒屋さんや輸入食品店、通販で手に入りやすく、おうちでスペイン旅行気分を味わうのにぴったりです。
テレビでスペインの旅番組を見ながら、ワインやビールを片手に味わうウエボスロトスは最高!思い立ったときに作れるのも嬉しいポイントです。
またスペインに行けるようになったら、市場に行って自分で生ハムやじゃがいもを品定めして、ウエボスロトスを作りたいと思います。
この記事を書いたナビゲーター
カジヤマ シオリ
名古屋/広島県福山市在住夢はヨーロッパ一周と、フェルメールとカラヴァッジョ作品の全点踏破です。この夢を叶えるべく、今までにイタリア、チェコ、オーストリア、イギリス、オランダ、ベルギー、ハンガリー、スロ…
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
旅行ガイドを検索!
(2025/2/5更新)
- 広告 -