約3時間半のフライトで気軽に行ける常夏のグアム。短い旅程で訪れる方が多く、貴重な滞在時間を上手に使うためにもホテルを選ぶ際に立地は重要なポイントになります。行動的に動ける便利なエリアはもちろん、閑静なビーチでの滞在もまた違った良さがあり、宿泊エリアによって旅の印象がだいぶ変わることに。
本記事では、グアムでのホテルの選び方をエリア別でご紹介。各エリアの特徴、おすすめ対象者などをご案内します。
約2時間あれば車で一周できるサイズのグアム。ホテルが主に集まる場所は西側のタモン湾からアガニア湾の沿岸沿いで、どのホテルもだいたい空港から車で約15分程度の距離。この一帯では観光客をショッピングモールや観光スポットへ運ぶバスも巡回しています。
今回はホテルが集中する以下のエリアをホテル選びの目線でご紹介します。
・タモン 北エリア
・タモン 南エリア
・タムニン
グアムの宿泊施設はプールやレストランを有したビルディングタイプのリゾートホテルがほとんど。お手頃な中規模ホテルから大型リゾートまで幅広くあります。スライダーや流れるプールなどで遊べるウォーターパーク付きのホテルも数軒あり、それを目当てにグアムを訪れるファミリーも。
ホテル以外では、キッチン付きのアパートメントやプール付きの家1棟を借りて滞在できる民泊もあり、ベッドルームが多い間取りはグループ旅行や三世代旅行で重宝されます。
グアムの1番人気でもあるタモンエリアの北側。白砂のタモンビーチ、そしてホテル・ロードと言われるグアム随一の賑わいを見せるストリート沿いにはTギャラリア・グアム・by DFSやショッピングセンター、レストランなどが軒を連ねています。
その他には、100メートルのトンネル型アクアリウムを持つアクアリウム・オブ・グアムなど子供にも人気のスポットが。
ホテル周辺に海も商業施設も揃っている、それがこのエリア最大の魅力です。
提供元:写真AC
https://www.photo-ac.comこのエリアには高級ホテルから価格重視のホテルまで様々な宿泊施設が密集しています。
タモン北側の海沿いはまさにグアムの一等地。有名ホテルが海側を占拠しています。高めの室料ではありますが、ホテルからビーチと商業施設を何度も往復できるという導線はまさに理想的。朝から営業しているレストランもあるので朝食にも困りません。
一方、ホテル・ロードを挟んで山側にはお手頃のホテルが。ビーチから少し離れるだけでホテル料金がだいぶ変わります。宿泊費を抑えて買い物にお金を使いたい!という方には、免税店などにアクセスしやすい立地なのでぴったりでしょう。
<主要スポット>
・アクアリウム・オブ・グアム
・JPスーパーストア
・ザ・プラザ・ショッピングセンター
・Tギャラリア・グアム・by DFS
<おすすめ>
・ファミリー
・学生旅行
・女子旅
・初めてのグアム旅行
タモンの賑やかな通りをそのまま南下すると、やや落ち着いたエリアに。このエリアにあるマタパンビーチとイパオビーチは透明度の高く、グアム屈指のシュノーケル・ポイント。タモンビーチよりも人が少なく、ゆったりと海水浴できる穴場のスポットです。
グアム名物でもある元祖ウォーターパークのPICグアムがあるのもこの南側。充実したプール施設ときれいな海を目的に、1日観光として他エリアからも多くの方が訪れます。
山側にはアメリカの日用品や食品が並ぶ大型スーパーのKマートが。見ているだけでも楽しめるお店ですが、バラマキ土産にぴったりな菓子類、現地ですぐに使えるようなビーチ用品など実用的な買い物もできます。
タモン湾の南側にも各ランクのホテルがひと通りありますが、北側と違う点はビーチ側にもお値打ち価格のホテルがあるということ。タモン北側の海から離れたホテルとほぼ同じ価格で、オン・ザ・ビーチのホテルに泊まれることもあります。
4〜5つ星クラスのホテルであれば、タモン北側の同等クラスのホテルよりもプールや敷地にかなりゆとりが出てきます。目の前のビーチもきれいなので、ホテルにいる時間が旅行のメインと考えている方にはおすすめのエリア。
中心部ほどはお店がないというのが気になるところですが、日中はホテルのプールや海でリラックスし、少し涼しくなってくる夕方以降にバスやタクシーで街中へ繰り出す…といった、メリハリのある滞在を逆に楽しんでみてはいかがでしょう?
<主要スポット>
・マタパンビーチ
・イパオビーチ
・PICグアム
・Kマート
<おすすめ>
・ファミリー
・大人旅
・ハネムーン
・リピーター
DFSなどがあるタモンの中心部から車で約15分ほどの所にあるタムニン地区は、グアム第二のリゾートエリア。
この地区を代表するスポットがグアム・プレミアム・アウトレット。衣料品以外にフードコートがあり、アウトレットから一歩出た周辺にもレストランや倉庫型スーパーなどがあります。
海の沖合にはアルパット島という無人島があり、ビーチからカヌーを漕いで、干渉時には歩いて島へ行くことが可能。島へ行く過程から楽しめる、ここならではのシュノーケルを体験できます。
このエリアはアガニア湾に沿って主要ホテルが数軒あるのみ。最寄りのランドマークであるアウトレットへも車で5分ほどかかるので、すっかり喧騒から抜けきった場所になります。ゲストだけでプライベートに滞在するようなホテルを探している方にはぴったりでしょう。タモン中心部の同等クラスのホテルと比較すると施設にも環境にも余裕があります。
絶叫系スライダー「マンタ」がある星野リゾート リゾナーレグアムもこのエリアに。幼児向けのプールなどはもちろん、他のウォーターパークにはない刺激的なアトラクションもあるので、年頃の子供連れのファミリーの宿泊先としてもおすすめです。
<主要スポット>
・グアム・プレミアム・アウトレット
・星野リゾート リゾナーレグアム
・コストユーレス
・アルパット島
<おすすめ>
・ファミリー
・大人旅
・ハネムーン
・リピーター
それでは各エリアのおすすめホテルをご紹介します!
・ウェスティン・リゾート・グアム (タモン北エリア)
白砂のビーチ、ロマンチックなバーがあるプール…全体的に洗練された雰囲気でありながらも、レゴブロックで遊び放題のキッズルームや託児所(有料)もあり、大人と子供の両方の希望が叶えられるホテル。DFSまで徒歩約6分、食事できるお店も周辺にたくさんあり、バランスのよい条件を求めた場合に泊まるべきホテル。
・ヒルトン・グアム・リゾート&スパ (タモン南エリア)
タモン湾の最南端に位置するヒルトンはプライベートビーチの透明度が自慢のホテル。ヒルトンならではの上質なサービスを受けながら、シュノーケルや5つもあるプールでグアムの醍醐味をホテル内で実感できます。
2017年に全室リニューアルしたタシタワーでの宿泊なら、朝食が付いたり、クラブラウンジの利用ができたりと専用サービスが。ホテル周辺にお店があまりない分、食事サービスなどが充実したお部屋を予約するのもいいですね。
・リーガロイヤル・ラグーナ・グアム・リゾート (タムニン)
ラグジュアリー感漂う名門ホテル。お値段が気になるところですが、ホテル激戦区のタモンから少し離れているということもあって、実はグアムでお得に泊まれる高級ホテルです。特におすすめは約100平米の超ゆったりサイズの角部屋、そしてクラブラウンジも利用可能なコーナースイートルームでの宿泊。タモン地区のスイートよりもだいぶ安く泊まれる場合があります。
グアムはハワイに比べると観光やショッピングに行ける場所が多くはありません。そのため自然とホテルで過ごす時間が長くなりがち。価格重視でホテルのランクを下げ過ぎてしまうと、やはり旅行全体のテンションも下がってしまうことになります。中心部にこだわらなければ、手が届く価格帯で十分に施設が整ったリゾートでの宿泊も可能に。ぜひ広い範囲でホテルを検索して、自分と相性抜群のホテルを見つけてみてくださいね。
※2023年4月現在の情報です。本記事はホテル選びの概要を説明したものです。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/2/4更新)
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