ラオス人民民主共和国の首都であり、メコン川沿いに広がる町「ビエンチャン(ヴィエンチャン)」。のんびりとした雰囲気が魅力であり、歴史ある寺院などといった見どころに溢れています。フランス植民地時代の名残からコロニアル風の建物も点在。ここでは、トラベルjp ナビゲーターが現地取材した情報を基に、ビエンチャンのおすすめ観光スポットをご紹介します。
ビエンチャンのランドマーク的存在であり、ラオス内戦犠牲者の慰霊碑でもある「パトゥーサイ」。パリの凱旋門を参考に建てられた建造物で、ラオスの言葉で“勝利の門”を意味します。
椰子の木やブーゲンビリアが咲き誇る和やかな雰囲気の中には噴水も。門の中の天井には施された繊細なレリーフも見どころのひとつです。
<基本情報>
住所:Lang Xang Avenue
営業時間:8:00〜12:00、13:00〜16:00
この写真の記事を見る ≫
ビエンチャン最古の仏教寺院「ワット シーサケット」。寺院の回廊上部には3000以上もの穴があり、その一部には2体ずつの仏像が納められています。本堂と回廊の仏像を合わせると、その数なんと6840体。大小様々な仏像は、歴史を感じることのできるものから金箔が残る豪華なものなど実に様々です。
<基本情報>
住所:Lane Xang Avenue, Vientiane, Vientiane 01000,
アクセス:ナンブ広場からセーターティラート通りを東へ約300m
営業時間:8:00〜12:00、13:00〜16:00
この写真の記事を見る ≫
ラオス最高峰の寺院であり、国のシンボル的存在である「タート ルアン」。紀元前3世紀に、ブッダの胸骨を納めるため、インドから派遣された僧侶により建立されたという説が残る建造物です。黄金に輝く仏塔はラオスの人々の信仰の対象。入口には首都を築いたセーターティラート王の銅像が立ち、毎年11月には国内最大のお祭りが行われます。
<基本情報>
住所:That Luang Road, Vientiane 01000,
アクセス:ナンプ広場からトゥクトゥクで約15分
営業時間:8:00〜17:00
この写真の記事を見る ≫
タート・ルアンに隣接する「ワット タートルアン ヌア」は、ラオス仏教界最高位の僧がいる神聖な場所。お祭りの際にはラオス全土から僧侶がこの場所に集まります。敷地内には、美しい装飾がほどこされたラオスの建築物が。天井から絨毯に至るまで真っ赤に装飾された宮殿内部も必見です。
<基本情報>
住所:Ban Nongbone, Vientiane,
この写真の記事を見る ≫
ワット・シーサケートの向かいに位置する「ワット ホーパケオ」は、旧都のルアンパバーンから移されたエメラルド仏を安置するために建立された寺院。タイによる二度の侵攻を受けて破壊されましたが、1930年代に再建されました。現在は博物館となっており、国内各地から運び込まれた仏像を展示。
エメラルド仏はタイによる侵攻の際に持ち去れられ、現在ではバンコクのワット・プラケオに安置されています。
<基本情報>
住所:Rue Setthathirath, Vientiane 0100,
何このカオスな新世界!ラオスのとんでもブッダパークby Mayumi Kawai
地図を見る郊外にある「ブッダパーク」は、敷地内にご神仏像がところ狭しと並べられた不思議な場所。地元の人々も多く訪れ、ちょっとしたB級スポットといった雰囲気が漂います。とはいえ、中には深い意味を持つ仏像も。SNS映えも期待できます。子連れでも気軽にお出かけできる雰囲気が人気。市内からはバスでアクセスするのが一般的です。
<基本情報>
住所:Thanon Tha Deua, Vientiane,
アクセス:ヴィエンチャンのタラートサオ・バスターミナルから14番バスで約1時間
この写真の記事を見る ≫
市内を走る循環バスやタイへ行く国際バスを利用する人々で常に賑わうタラートサオ・バスターミナル。その周りを取り囲むように広がるのが、ラオスで一番の規模を誇る「ノング チャン市場」です。
食材や衣類などラオスの人々のリアルな生活風景を垣間見ることのできる場所。ラオスの食材や生活用品が所狭しと並びます。
<基本情報>
住所:Talat Sao,Viang Chan,
営業時間:早朝より16時頃まで
この写真の記事を見る ≫
オーストラリア政府の援助を受けて完成した、タイとラオスを結ぶ「友好橋(フレンドシップ・ブリッジ)」。国境を超える場合は専用のバスか電車を利用します。3両編成の小さな電車は、両国の町を1日2往復のみ運行。天気の良い日は車窓から、美しい夕焼けが望めます。
<基本情報>
住所:Lao 13 Vientiane
営業時間:8:00〜22:00(イミグレーションオフィス)
この写真の記事を見る ≫
寺院など、見どころがたくさんのビエンチャン。例えば2泊3日でこんな行程はいかがでしょうか?
【ビエンチャン・モデルコース一例】
<1日目>
夕刻:ビエンチャン到着
夜:ナイトマーケット巡り
<2日目>
午前:タート・ルアン、パトゥーサイ、タラート・サオを観光
午後:ワット・シーサケット、ワット・ホーパケオを観光
<3日目>
午前:帰路へ
観光にはトゥクトゥクが便利。上手に利用して、効率的に観光を楽しみましょう!
この写真の記事を見る ≫
タイやベトナムに比べて、まだまだ情報の少ないラオスではありますが、ビエンチャンはアジアらしい魅力を楽しむことのできる要素に溢れた都市。歴史ある建物や文化に触れ、遥かなる歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょうか?
2024年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2025/1/10更新)
- 広告 -