ニュース
コクヨ、使用済ノートを再利用したキャンパスノート 絶滅危惧種柄
2025年1月22日 09:00
コクヨグループのカウネットは、全国の小学校から回収した使用済みのノートを新しいノートの表紙に再利用した「キャンパスノート<つなげるーぱ!>」から、「絶滅危惧種 4柄パック」を1月24日に発売する。価格は880円(税別)。
コクヨグループはマテリアリティの1つに「循環型社会への貢献」を掲げており、その活動の1つとして、小学生が集めた使用済みのノートをリサイクルし、表紙材料に再利用した新しいノートを消費者に届ける環境学習プログラム「つなげるーぱ!」に取り組んでいる。キャンパスノート<つなげるーぱ!>の第1弾を24年3月に発売しており、今回は第2弾となる。
絶滅危惧種 4柄パックでは、かわいい動物のイラストと、学びに楽しさをプラスするカラフルなデザインを採用。活動に参加した人にその意義をより実感してもらうため、第1弾ではTHE CAMPUS SHOP、コクヨおよびカウネットのオンラインショップでの販売だったが、第2弾では販路を拡大する。
表紙はレッサーパンダ、コツメカワウソ、ライチョウ、ユキヒョウの4柄。地球環境保全の学びにつながることを意図して、絶滅危惧種に指定されている動物を採用した。また、表紙をよく見ると様々な色の紙片が見えるというリサイクル紙ならではの個性を活かしている。サイズは6号(セミB5/縦252×横179mm)、枚数は30枚。
コクヨでは、スマホでアクセスするとノートの表紙にデザインされている絶滅危惧種の動物たちが画面上に現れるARコンテンツを公開。登場する動物たちと撮影を楽しめる。
つなげるーぱ!は23年10月の開始以来、177校、約4.8万人の児童が参加している。25年度の参加申込は4月開始予定。