ガンシュホーン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/08 05:01 UTC 版)
「ロータリートランペット」の記事における「ガンシュホーン」の解説
一般的なロータリートランペットは両手で保持しなければならず、ピストントランペットのように楽器を片手で保持しながら、もう一方の手でミュートを操作したり、その他のアクションを行ったりすることができない。この欠点を克服するために開発されたのがガンシュホーン(Ganschhorn, Gansch-Horn)である。 ガンシュホーンは、オーストリアのトランペット奏者トーマス・ガンシュ(Thomas Gansch)が同国の楽器メーカー、シャーゲル(Schagerl Music GmbH)と共同で開発したもので、ピストン・トランペットと同様に片手で縦に保持してバルブを操作することができる。ガンシュホーンではそのベルの独特の形状も目を引くようになっている。
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