コバロキシム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/23 08:07 UTC 版)
「ジメチルグリオキシム」の記事における「コバロキシム」の解説
ジメチルグリオキシムの窒素は sp2混成をとっており、配位子となった場合も同様である。錯体の平面性はシアノコバラミン(ビタミンB12)など、いくつかの天然に存在する大環状配位子と似る。グリオキシムの一連のコバルト錯体 CoR(dmgH)2L(R はアルキル基など、L はピリジンなどの配位子)は コバロキシム (cobaloxime) と呼ばれ、モデル化合物として研究される。コバロキシムの中では R 基と配位子 L はコバルト上でアキシアルの位置関係にあり、グリオキシムの平面とは垂直方向に位置している。
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