ラディン語とは? わかりやすく解説

ラディン語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/05 09:27 UTC 版)

ラディン語
ドロミテ語
ladin
話される国 イタリア
地域 ドロミテ
話者数 2万人(2007年)[1]
言語系統
表記体系 ラテン文字
公的地位
公用語 トレンティーノ=アルト・アディジェ州
統制機関 The office for Ladin language planning
Ladin Cultural Centre Majon di Fascegn
Istitut Ladin Micurà de Rü
言語コード
ISO 639-3 lld
消滅危険度評価
Definitely endangered (Moseley 2010)
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ラディン語(ラディンご、ladin)は、イタリア北部のドロミテで話されている言語ドロミテ語とも呼ばれる。言語学的にはインド・ヨーロッパ語族ロマンス語派レト・ロマンス語群に属する。

同じレト・ロマンス語群に属するロマンシュ語のエンガディン方言もラディン語という場合がある。

ラディーノ語とも呼ばれるが、スペイン系ユダヤ人が話すラディーノ語(ユダヤ・スペイン語)とは異なるので、注意を要する。

ラディン語が話される地域

レト・ロマンス語群の分布。中央の青が、ラディン語の分布を示す

ラディン語は、ボルツァーノ自治県トレント自治県ベッルーノ県の3県がまたがるラディニアと呼ばれる地域(18の基礎自治体(コムーネ)が含まれる)で広く使われている。

このほか、トレント自治県北西部のヴァル・ディ・ノンイタリア語版で話される少数言語のノン方言 (it:Dialetto nonesoをラディン語の方言とする解釈がある。

参照

  1. ^ Ladin at Ethnologue (17th ed., 2013)

外部リンク


ラディン語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/08 19:58 UTC 版)

トレント自治県」の記事における「ラディン語」の解説

ロマンス語派レト・ロマンス語群属しトレント自治県ボルツァーノ自治県ベッルーノ県またがって分布する言語全体で3万人ほどの話者がいるとされる2011年国勢調査によれば、県全域1万8550人(人口3.5%)がラディン語話者である。3県境付近のラディン語母語話者多数占め地域は「ラディニア」と呼ばれる。ラディニアの一角となる県北東部のヴァル・ディ・ファッサ(イタリア語版においてはヴィーゴ・ディ・ファッサ(1059人、87.7%)、ソラーガ(629人、85.5%)をはじめ7コムーネ人口70%以上が話者である。県内最大話者抱えコムーネモエーナ(2126人、78.8%)。

※この「ラディン語」の解説は、「トレント自治県」の解説の一部です。
「ラディン語」を含む「トレント自治県」の記事については、「トレント自治県」の概要を参照ください。

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ラディン語

出典:『Wiktionary』 (2016/02/29 21:41 UTC 版)

言語コード
ISO639-1 -
ISO639-2 -
ISO639-3 lld
SIL -

名詞

ラディン(ラディンご)

  1. イタリア北部などで話されている、インド・ヨーロッパ語族ロマンス語派属す言語ドロミテ語とも。



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