一番勝負(作者:堀江卓)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/17 08:46 UTC 版)
「忍法十番勝負」の記事における「一番勝負(作者:堀江卓)」の解説
夕月村という山村を舞台とする。住人は大坂城建設に携わった54人の大工達で、秘密の抜け穴の絵図面を隠し持っていたお陰で、山奥に追放されただけで命は奪われなかったという。2度目の大坂城攻撃を目前にして一番乗りの功名を狙う諸大名の使者が何人も訪れていたが、あるじは54人の命綱である絵図面を決して手放そうとはしなかった。しかし鼠を用いペストを感染させる謀略を得意とする忍者により村はパニックとなり、隠し場所から絵図面を取り出したあるじも致命傷を負わされ絵図面は奪い去られてしまう。村中から掻き集めた一万両の金で忍者を雇って、絵図面を取り戻すよう言い残してあるじは息を引き取った。金の匂いを嗅ぎ付けて集まって来た忍者達を全て始末した、ふくろうと名乗る凄腕の忍者がその任を引き受けることとなった。
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