世界の熱水泉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/20 19:31 UTC 版)
詳細は「世界の温泉地一覧」を参照 すべての大陸に世界中の多くの国で熱水泉がある。 中国、コスタリカ、アイスランド、イラン、ニュージーランド、ペルー、米国、台湾、日本が熱水泉がある国と知られているが、他の多くの場所にも存在している。 ニュージーランドのワイマング火山渓谷(英語版)にあるフライング・パン湖(英語版)。世界最大の熱水泉である。 ドミニカ国のボイリング湖(英語版)。 世界で二番目に大きい熱水泉である。 フィリピンのカラミアン諸島、ブスアンガ島にあるマキニット温泉は、塩分の濃い熱水泉として知られている。 アイスランドのゲイシール(Geysir)は "間欠泉(英語でgeyser)"という言葉の語源となっている。 コスタリカのグアナカステ州のリンコン・デ・ラ・ビエハ火山国立公園(英語版)では、種類の異なる熱水泉(硫黄泉と火山泥スプリングス)があることで有名な地である。 ベルギーのスパという町は 温泉を表す"スパ "の語源となった。そこは、32℃の温水が湧く温泉がある。 ドイツのアーヘンは、ヨーロッパ大陸で最も熱い温泉があり、水温が74℃に達する 。 チベットのラサから北約87kmの羊八井鎮(英語版)には、広さが数平方キロメートルある熱水泉がある。 高度約4290から4500メートルに位置し、地球上で最も標高の高い熱水泉であろう。 台湾は 温泉、冷泉、泥泉、海底温泉など多種多様の温泉があり、世界トップクラスの温泉数の一地域にランクされている。 ギリシャのイカリア島では、紀元前4世紀からラジウム温泉が利用されている。 グリーンランド付近には数多くの温泉がある。ディスコ島はグリーランド全域のわずか0.4%であるが、2000以上の温泉がある 。 アイスランドのグリンダヴィークにはヨーロッパで最も流量が多い熱水泉であるデイルダル、ブルーラグーンなど多くの有名な熱水泉がある。 デイルダルの温水(97°C)が近隣の町まで数マイルパイプで運ばれている。 日本の北海道、知床国立公園内には、アイヌ語で"神の川"というカムイワッカ湯の滝がある。 ノルウェーのスピッツベルゲン島にある温泉は北緯80度で地球で最も北にある温泉である。 イギリスには温泉は数多くあるが 、バースの温泉がイギリスで最も高い温度の温水をわき出している。 南極のデセプション島には温泉がある。 ロシアの極東連邦管区、カムチャツカ半島(カムチャツカ) アメリカ合衆国アーカンソー州ホットスプリングスのホットスプリングス国立公園には47の温泉がある。 ハンガリー共和国のヘーヴィーズ湖は 、世界で二番目に大きい温泉湖である。冬は 23〜25°Cと夏は33〜36°Cの間で水温が変動する。 カナダのユーコン準州にタキニ温泉(英語版)がある。温水の温度は47℃前後である。
※この「世界の熱水泉」の解説は、「熱水泉」の解説の一部です。
「世界の熱水泉」を含む「熱水泉」の記事については、「熱水泉」の概要を参照ください。
- 世界の熱水泉のページへのリンク