中村光_(漫画家)とは? わかりやすく解説

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中村光 (漫画家)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/06 05:36 UTC 版)

なかむら ひかる
中村 光
生誕 (1984-04-21) 1984年4月21日(40歳)[1][2]
日本静岡県[3]田方郡中伊豆町(現・伊豆市
職業 漫画家
活動期間 2001年[1] -
ジャンル 少年漫画
青年漫画
ギャグ漫画
受賞 手塚治虫文化賞短編賞(2009年
公式サイト Cappadocia 中村光公式サイト
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中村 光(なかむら ひかる、1984年[1]4月21日[2] - )は、日本漫画家[4]静岡県[3]田方郡中伊豆町(現・伊豆市)出身[5]女性[4]血液型はO型。

来歴

1984年、静岡県の窯元の家に生まれる。幼いころより父親の影響でをよく描いており、初めて読んだ漫画『ドラゴンボール』に影響を受け、漫画を描き始める。中学3年生の時より、本格的に漫画家を目指すようになる。

2001年、16歳(高校1年生)の時に『海里の陶』が『月刊ガンガンWING』(スクウェア・エニックス)11月号に掲載され、デビュー[1]。同誌にて初の連載となる『中村工房』を2002年4月号より2003年12月号まで連載。

2004年、『ヤングガンガン』(スクウェア・エニックス)創刊号より『荒川アンダー ザ ブリッジ』を連載開始。2010年にアニメ化、2011年にテレビドラマ化、2012年には映画化された。『荒川アンダー ザ ブリッジ』と並行し、2006年に『モーニング・ツー』(講談社)より『聖☆おにいさん』を連載開始。2009年手塚治虫文化賞短編賞を受賞。

2011年秋に出産のために2作品を休載し、同年11月16日に出産したことをTwitterで発表。2012年春に連載再開[6][7]2015年、『荒川アンダー ザ ブリッジ』完結[8]

2016年、『週刊ヤングジャンプ』2016年49号より『ブラックナイトパレード』の集中連載を開始[9]

2021年6月、デビュー20周年を記念して、展覧会「中村光の世界展」を開催[10]

人物

  • 『荒川アンダー ザ ブリッジ』の単行本が発売されるたびにサイン会を行っている。
  • 投稿時代はシリアスな作品を描いていたが、一転してギャグ漫画家としてデビューすることになった。住吉文子とはデビュー前から交友がある。
  • ギャグのルーツはうすた京介だという[11]。また、影響を受けた漫画家にかわぐちかいじなどを挙げている[1]
  • 3人兄弟の末っ子で、兄と姉が居る。
  • 菜食に加えて卵や乳製品を食べる卵乳菜食である[12]
  • 2025年1月、SNS にて8年前に離婚していたこと、4年前に再婚し、現在は夫と2人の子供達と暮らしていることを報告した[13]

作品リスト

エンドカード

  • 夏のあらし!(第8話 エンドカード)
  • はなまる幼稚園(第12話 エンドカード)
  • 荒川アンダー ザ ブリッジ(第13話 エンドカード)
  • 荒川アンダー ザ ブリッジ×ブリッジ(第13話 エンドカード)
  • 3月のライオン(第19話 エンドカード)
  • 進撃の巨人(第11話 エンドカード)

展覧会

脚注

  1. ^ a b c d e ジャンプスクエア・中村光直撃インタビューより。
  2. ^ a b 中村光公式サイトのプロフィール Archived 2013年1月13日, at the Wayback Machine.より。
  3. ^ a b ジャンプスクエアインタビュー内のプロフィールより。
  4. ^ a b 中村 光(漫画家)”. マンガペディア. 2022年1月3日閲覧。
  5. ^ このマンガがすごい!2009』宝島社,2008, p.23.
  6. ^ あの聖人たちがモーツーに再光臨!「聖☆おにいさん」復活”. コミックナタリー. ナターシャ (2012年3月22日). 2024年2月27日閲覧。
  7. ^ 河川敷の住民たちが帰還!「荒川アンダー ザ ブリッジ」再開”. コミックナタリー. ナターシャ (2012年4月6日). 2024年2月27日閲覧。
  8. ^ 「荒川アンダー ザ ブリッジ」ついに完結!最終回は河川敷の住人が大集合”. コミックナタリー. ナターシャ (2015年7月3日). 2024年2月27日閲覧。
  9. ^ クリスマスもバイトのフリーターが出会ったのは?中村光の新連載スタート”. コミックナタリー. ナターシャ (2016年11月2日). 2024年2月27日閲覧。
  10. ^ 中村光のデビュー20周年を記念した「中村光の世界展」が池袋&神戸で開催”. コミックナタリー. ナターシャ (2021年3月22日). 2021年3月22日閲覧。
  11. ^ 『季刊エス』(飛鳥新社)2010年7月号より[要ページ番号]
  12. ^ Morning Conversation オノ・ナツメ×中村光”. 講談社. 2009年6月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年3月13日閲覧。
  13. ^ 中村光 (2025年1月4日). “新年のあいさつと共にこのような投稿で恐縮ですが、元旦にあった報道についてご説明させてください。(Threads)”. www.threads.net. 2025年1月4日閲覧。
  14. ^ 西尾維新の読切祭「大斬」の短編が1冊に!小畑健、中村光ら豪華執筆陣”. コミックナタリー. ナターシャ (2015年4月3日). 2015年8月8日閲覧。
  15. ^ Manga now three generationsBritish Museum, 3 September –15 November 2015

外部リンク




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