主家滅亡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/30 14:41 UTC 版)
天文22年(1553年)正月、野間氏当主・野間隆実の加冠により元服。隆実の偏諱を受けて、実世を名乗った。 その翌年に毛利氏が大内氏に反旗を翻す。野間氏はいったんは毛利方に属したが、天文24年(1555年)3月になって敵対した。4月14日、野間氏の本拠・矢野保木城は毛利氏の猛攻を受けて陥落。野間家臣は麓の寺に集められて、皆殺しにされたという。実世の主家は、彼の元服から2年と4ヶ月で滅亡した。 なおこの時、当主の隆実は助命されており、15年後の元亀元年(1570年)春に死去している。
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