八角堂
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八角堂
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八幡市八幡大芝にある珍しい隅切り八角形の八角堂は現在正法寺の境外仏堂となっているが、そもそもは建保年間(1213年 - 1219年)に石清水八幡宮の社家・善法寺祐清が、石清水八幡宮の境内に阿弥陀如来を本尊とする阿弥陀堂として建立したものである。後に大破し、慶長12年(1607年)に豊臣秀頼によって再建された。しかし再び老朽化し、元禄11年(1698年)に善法寺央清によって再建された。享保年間(1716年 - 1736年)には正方形の阿弥陀堂の四隅を切って八角堂に改修された。 明治維新の神仏分離に伴い撤去されることが決まると、1870年(明治3年)に正法寺住職志水円阿が貰い受け、所有地であった西車塚古墳の後円部上に移築された。 2012年(平成24年)、石清水八幡宮の境内が国指定史跡になると、この地も境内の一部として指定された。現在は八幡市の所有となっている。
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