内外装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 01:52 UTC 版)
2ドアの2ボックス形状は、小径タイヤを四隅に配置して車室空間を稼ぎ出そうとした設計である。当時の軽乗用車としては極めて広い車室を備えており、設計思想および駆動形式は1959年から市販されたイギリス製小型車ミニの影響が色濃く出ている。またトランクリッドを備えているのもミニと共通であるが、本モデルではリヤバルクヘッドやトレイを省略したトランクスルー構造を採用した。 本田宗一郎は当初のリヤデザインが気に入らず、すでに生産用の金型を取り終わったクレイモデルに後からカンナで削りを入れて「これで行け」と指示したため、金型の作り直しで多額の出費が生じたという逸話が残る。 初期形のスピードメーターはテスターのインジケーターを思わせる単純なデザインで、シフトレバーはダッシュボード下から突出させた一種の「インパネシフト」式とされた。ステアリングシャフトはフロア中央から出ており、左右どちらのハンドルにも対応しやすいように設計された。
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内外装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/08/07 02:43 UTC 版)
「住宅・都市整備公団9000形電車」の記事における「内外装」の解説
外板のみステンレス製とした、全長18m級のスキンステンレス車体で、客用扉は両開きのものが1両の片側につき3箇所ある。製造メーカーは全車日本車輌製造である。 客室側扉の構造は都営地下鉄新宿線用の10-000形電車とほぼ共通であるが、客室側の取っ手が10-000形では四角に対し、長円形となっている点が異なる。 冷房装置は京急2000形が2扉クロスシート時に搭載していたものと同一で、9008編成(2001編成)は東芝製、9018編成(2002編成)は三菱電機製である。集電装置も京急と同一品のPT43形菱形パンタグラフを搭載する。 方向幕は登場当時は行先のみの表示であったが、1993年(平成5年)に列車種別も同時に表示するものに交換され、さらに1997年(平成9年)に北総7000形と同様の表示器に交換された。
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