墳丘の調査
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/21 19:07 UTC 版)
1981年に大阪府教育委員会により墳丘の発掘調査が行なわれている。上記の竪穴式石室は削平されて既に失われていたが葺石と埴輪列は良く残っていた。墳丘の本来の直径は50メートルと推定され、高さは7メートルの2段築成であり、北西に造り出しが確認されている。周囲の水田の畦などから周濠(堀)があったことが推定される。埴輪は円筒埴輪、朝顔形埴輪、蓋形埴輪があり、硬質の須恵質のものが15パーセントを占める。葺石は付近で産出される和泉砂岩である。
※この「墳丘の調査」の解説は、「西小山古墳」の解説の一部です。
「墳丘の調査」を含む「西小山古墳」の記事については、「西小山古墳」の概要を参照ください。
- 墳丘の調査のページへのリンク