出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/06/20 04:18 UTC 版)
繁次郎は道で出会った役人に、「おいおい、役人コ」と呼びかけた。小馬鹿にされたと感じた役人は烈火のごとく怒り、いまにも無礼討ちをしようという剣幕。繁次郎は平伏し、「尊敬申し上げているからこそ、『役人コ』と申し上げたのでございまする。徳川公、松前公、豊太閤、みな、公、コの字がつきまする。」役人はとたんに機嫌をなおし、意気揚々と帰って行った。繁次郎はペロリと舌を出し、「ヘッ!笑わせるなヤ、木っ端役人コが!」
※この「役人コ」の解説は、「繁次郎」の解説の一部です。
「役人コ」を含む「繁次郎」の記事については、「繁次郎」の概要を参照ください。
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