操法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/06 15:58 UTC 版)
敵の頭部・顔面・脛・小手の部分を狙って分銅を打ち付けたり、敵の武器を鎖で叩き落したり、敵の手首や足に鎖を絡めさせたりしながら、敵の動きを封じたあと左手に持った鎌刃で斬りつけとどめを刺す。 頭頂部に鎖分銅を取り付けたものは、片手で鎖を振り回しながら、敵との間合いを計りながら分銅を打ち付けて用いられ、柄尻に鎖を取り付けたものは、万力鎖術で用いられる様に数十cmほど垂らした鎖を回転させて勢いをつけたうえで直線的に投げつける、スリングによる投石に近い攻撃方法が取られる(分銅を持って投ずる流派もある)。鎖分銅は一度投げると鎖を巻き取り再度振り回して攻撃態勢が整うまで非常に時間がかかるので、鎖鎌術を伝授する流派では、鎖分銅をかわされた場合の戦闘を考慮した(鎌の部分を利用した)接近戦戦闘法を繰り返し稽古している。
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