改造種車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/26 14:38 UTC 版)
南大阪線系統で運用されている6200系から車体更新時期に差し掛かっていた3両編成の6221Fが選定された。3両編成とされた理由は、16000系をはじめとする特急車両は2両単位の偶数両数での運用しか出来ず、2両編成では開発のコンセプトとされた「ゆったりとした時間を楽しむ、上質な大人旅」を実現させるには輸送力に問題が生じ、4両編成では4月の観桜期を除いては過剰輸送となり得るという理由からである。 改造に際し、乗降扉は各車両の8箇所のうち6箇所を埋め、埋めた部分には扉幅と同じ1,300 mm幅の固定窓が設置された。中間車の側窓は上下寸法が400 mmに縮小されている。 主要機器は新造品に交換された部品はあるものの、機器構成そのものは全くの無改造であり、従って車両性能も営業最高速度を除けば6200系時代とは相違がほとんど無い。
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改造種車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/27 02:48 UTC 版)
開発コンセプトと使用条件から、改造方針が次のようになった。 標準軌全線を走行可能な車両性能 定員は団体バス2台分の客を収容可能な88名 飲食を楽しめるテーブルを備えた腰掛 飲食物を提供できるバー・カウンター 各種催しが出来る広いイベントスペース 自然の風を感じるオープンスペース 車内での飲食に備えたトイレ付き車両 これらの仕様を満たす車両として、3両編成でトイレを備えた2000系2013Fが選定された。 この系列は大阪線・名古屋線共通仕様の通勤車を改造種車としている。起動加速度切り替え機能の追加を除き、主要機器は2000系時代のものにほとんど手を加えなかったことから、車両性能は従前と全く同じであり、信貴線を除く標準軌全線で運用が可能である。
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