しょう‐ふう【松風】
まつ‐かぜ【松風】
まつかぜ【松風】
読み方:まつかぜ
謡曲。三番目物。観阿弥作、世阿弥改作。古今集などに取材。昔、在原行平に恋をした須磨の海女(あま)の姉妹、松風と村雨の霊が現れ、思い出を語って狂おしく舞う。
箏曲(そうきょく)。山田流。初世中能島松声・3世山木大賀が明治初年ごろ作曲。宇和島の伊達家から島原の松平家へ嫁した姫君が、夫に死別後、思い出を箏歌(ことうた)にしたもの。
源氏物語第18巻の巻名。光源氏31歳。明石の上が上洛、源氏は明石の上を訪問し、紫の上がそれを嫉妬(しっと)することなどを描く。
俳人・小説家の石塚友二による短編小説。自身の結婚生活を題材とする。昭和17年(1942)、雑誌「文学界」2月号に発表、芥川賞候補作となる。第9回池谷信三郎賞を受賞。
松風
松風
松風
松風
松風
松風
松風
松風
松風
松風
松風
松風
松風
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/14 03:57 UTC 版)
松風(まつかぜ)は、松林にうちつける風。日本の古典文芸において「松風」(まつかぜ)は、うら(=浦)寂しい海岸の情景を表すものとして用いられた。また和歌では「待つ」の掛詞として使われた。
以下、これにまつわる同名(同表記「松風」または同音「まつかぜ」)の項目を列記する。特記しない限り、読みは「まつかぜ」である。
日本の古典文学に関連する事項
日本の企業名
松風(しょうふう)
松風(まつかぜ)
- 株式会社松風 - 大阪府大阪市西区に本社を置くプロ向けまつ毛エクステンション商材メーカー。⇒松風(大阪府)
日本の艦艇名
松風(まつかぜ)
- 大日本帝国海軍の駆逐艦の名前。
- 神風型(初代)三等駆逐艦の七番艦。⇒ 松風 (初代神風型駆逐艦)
- 神風型(2代)一等駆逐艦の四番艦。 ⇒ 松風 (2代神風型駆逐艦)
まつかぜ
日本の列車愛称
まつかぜ
日本の地名
松風(まつかぜ)
松風町(まつかぜちょう)
松風台(まつかぜだい)
松風台(しょうふうだい)
松風台
その他
- 和菓子の種類のひとつ。 ⇒ 味噌松風
- 上記菓子の姿に見立てた料理で、材料は大きく異なる。 ⇒松風焼き
- 熊本県菊池市の和菓子。同市の正観寺丸宝は「日本一うすい和菓子」として販売している。
- 沖縄の菓子。ピンク色をしている。のー饅頭(のーまんじゅう)、干菓子(こーぐゎーし)と並ぶ沖縄の儀式、祝事用の菓子の一つである。これを指す場合には、読みはまちかじまたはまつかじ。
- 茶の湯の用語のひとつ。釜の湯のたぎる音。
- 馬の名前。
- 日本人の姓(苗字)。
- 松風雅也など。
- 管理工学研究所が開発したWindows版軽量ワープロソフトウェア。 ⇒松風 (ワープロ)
- 松本人志が1995年に行った料金後払い制ライブ『松風'95』。
- 文芸作品の題名。
- 松風荘 - アメリカ・ペンシルベニア州フィラデルフィア市の日本建築・庭園。
- 松風公園 (曖昧さ回避)
フィクションに関連する事項
架空の人名
関連項目
松風
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「エンヤ KODOMO忍法帖」の記事における「松風」の解説
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