歴青炭とは? わかりやすく解説

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れきせい‐たん【×瀝青炭】

読み方:れきせいたん

光沢のある黒色をし、煙の多い炎を上げて燃え石炭炭化度は褐炭無煙炭との中間一般燃料用


歴青炭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/04 05:56 UTC 版)

歴青炭

歴青炭瀝青炭(れきせいたん、: bituminous coal)とは、歴青を含む比較的柔らかい(崩れやすい)石炭。最も代表的な石炭で、意図せずに石炭といえば歴青炭をさすことが多い。炭素含有量83 - 90 %。

粘結炭のひとつで[1]褐炭より炭化度が進んでいるが、無煙炭には至っていないものをいう。コークスの原料として最も適している。

炭化度によってさらに高度歴青炭と低度歴青炭に分かれ、前者は粘結性が高く、後者は粘結性が弱い。

産地

日本では、石狩炭田三池炭田など。低度歴青炭、亜歴青炭が多い。 イギリスでは、炭化が進んでおり煤煙が少ないウェールズ炭が有名。

用途

粘結性の高いものは製鉄用コークスの原料として使われる。粘結性の低いものは亜歴青炭とともにボイラー燃料として用いられる。

脚注

  1. ^ 大内公耳・荒牧寿弘 日本大百科全書(ニッポニカ)、 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典、百科事典マイペディア、デジタル大辞泉、世界大百科事典 第2版ほか. “粘結炭”. コトバンク. 2021年9月13日閲覧。

参考文献

関連項目

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