かん‐し【監視】
監視
監視
監視
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/28 07:11 UTC 版)
監視(かんし)とは、
- サーベイランス(英語: surveillance)の訳語
- 英語: inspectionの訳語。(食品衛生監視員参照)
- モニタ (monitorの訳語)
監視とは相手の状態や状況の変化を逐次に知るために見張りなどの手段を用いた受動的な情報収集の活動を言う。
軍事用語としては積極的に情報を収集する偵察の対義語であるが、警察の捜査やセキュリティーにおいて定位置から長期間にわたり対象を観察する、という意味でも用いられる。過激な監視により自由が失われた社会を特に監視社会という。
軍事用語としての監視
監視は偵察と並ぶ基本的な情報活動の一部であり、敵情及び状況を常に把握するために人間の五感やセンサなどを用いた受動的な情報活動である。監視の基盤となる感覚はまず視覚であり、双眼鏡や眼鏡照準器はこの感覚を強化して監視能力を高めることができる。また聴覚も監視を行う上で必要となる感覚であり、これは基本的に人間の耳に依存することとなるが、閃光・発射音測定器(対象の火砲が発する閃光と発射音の時差から対象までの距離を割り出す機械)などの機械を用いることも非常に有効である。もし仮に作戦行動において敵がこのような監視装備を有していれば行動を秘匿することは極めて困難となる。
軍事以外での「監視」
- 警察組織における捜査活動としての「監視」(容疑者及び重要参考人の張り込み捜査など)
- 街頭や公共施設における監視カメラの設置(これにはプライバシーの問題も絡んでくる)
- 最近にわかに行われている町内会や地域社会における軽犯罪(窃盗、ひったくり、未成年者の喫煙行為、ゴミの不法投棄など)防止の見回りも一種の「監視」である。
- 海水浴場やプール施設などの監視員
- 営業社員にGPS またはmSpy 搭載の携帯電話などの携帯端末を持たせ外回りをさせる。管理社員が営業社員に対して「得意先を効率的に回るための指導や反省、分析」をする、という名目であるが、実際はちゃんと営業活動しているか、サボったりしていないかを監視する意味合いが強い(休憩中やトイレなどでも行動が監視状態になるため)
関連項目
外部リンク
監視
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 16:42 UTC 版)
サーバやNW機器などのリソースやポート、SNMP-TRAP、ログなどの監視を行う。
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「監視」の例文・使い方・用例・文例
- その警官は囚人を監視した
- この監視塔には十分に武装した兵士が配置されている
- その容疑者の行動は監視されていた
- 動物園のスタッフはパンダの赤ん坊の監視を続けた
- 監視を受けて
- 海水浴場の監視員は最近サメを多く見かけたと私に教えてくれた
- 彼はだれかに監視されていると感じた
- 監視を交代する
- 彼はもう2か月以上も監視されている
- それが24時間の自動監視体制を確立しています
- 通学路横断監視員
- その監視社会批判はオーウェル風の考え方に立脚している。
- 夏のあいだ、市営のプールで監視員としてアルバイトをした。
- 十分な監視体制が整備されていなかったのが、直接的な原因の一つです。
- 彼はフィードの開発、監視と保守の責任を担当しています。
- 規則遵守の監視
- オペレータに監視を指示する。
- あなたは引き続きこの問題を監視してください。
- この部屋は監視室です。
- この部屋は制御監視室です。
監視と同じ種類の言葉
品詞の分類
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